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ブリンケン国務長官、処理水放出について「日本の計画は安全で国際基準に一致しており、我々は満足している」




米国のブリンケン国務長官は、福島第一原発の処理水放出計画について記者会見で「日本の計画は国際基準にのっとった安全なもので満足している。日本は放出計画について国際原子力機関(IAEA)と密接に調整し、科学に基づいて透明なプロセスで行っている」と語り、海洋放出について支持する意向を示した。

ブリンケン米国務長官は15日、林芳正外相、韓国の朴振(パク・チン)外相とのオンライン会談後、ワシントンで記者会見し、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出について、「日本の計画は、安全かつ国際基準に合致しており、満足している」と評価した。また、「日本は放出計画について国際原子力機関(IAEA)と密接に調整し、科学に基づいて透明なプロセスで行っている」とも言及し、日本政府の計画を支持した。

18日には、バイデン米大統領が岸田文雄首相と尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領をワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドに招き、日米韓首脳会談を開く。3カ国会談のために日米韓首脳が集う初めての機会で、ブリンケン氏は、「歴史的会談」になると強調。3カ国の連携強化が「地域の平和と安定や朝鮮半島の完全な非核化を進める上で重要だ」と述べた。

引用元 米国務長官「日本の計画に満足」 原発処理水放出

処理水海洋放出を実施するにあたり、政府には風評被害を払拭させる努力が足りないという意見もあるようだが、このように各国からの支持を集め国際的に正当性を高めている。政府が処理水海洋放出を決定して以来、海外に安全性を訴え続けた結果だ。

海外では行動で示してくれている。もし、世界が海洋放出について、表向きは支持する態度を示すものの、本音は支持していなければ輸入規制はそのままか、もしくはより厳しい状態になっていただろう。しかし、処理水放出が迫る中、EUが日本産食品の輸入規制の撤廃を公表するなど、一部の国や地域を除いて日本産食品の輸入解禁が続いている。処理水放出が実施されても安全だと認めてくれたからだ。これだけでも風評被害の払拭にかなりの影響があると考える。

それなのになぜ日本国内で風評被害の懸念が続くのか?それは国内に中国や韓国野党の非科学的な意見を同じように主張する勢力が存在し、地域住民の不安を煽っているからだ。一部の野党議員は韓国野党と連携してしまう始末だ。誠に残念なことだ。

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