【はぁ？】山口代表「処理水放出を巡る中国国民の不安解消への努力を日中双方でしていくべき」⇒中国政府の暴走の火消しになぜ日本が手を貸すの？
中国政府が、福島第一原発の処理水海洋放出に猛反発し、処理水を「核汚染水」と表現し、中国国民に処理水放出が危険な行為と煽っている。そのうえ中国は日本の水産物輸入停止を決めたことで、中国人の日本に対する不安と不信感は高まるばかりだ。中国では塩の買いだめまで起きているという。いくら日本が科学的根拠に基づいた対話をしようとも中国は一向に耳を貸さない。明らかに中国は政治利用しているからだ。中国政府が科学的根拠を受け入れ、正しい認識を持たない限りは中国国内の不安と混乱は収まらないだろう。
しかし、中国訪問がキャンセルされた公明党の山口那津男代表の考えは違い、処理水放出を巡る中国国民の不安解消と正しい理解が得られるための努力を日中双方でしていくべきとの見解を示したそうだ。まるで日本にも非があると言いたいようだ。
公明党の山口那津男代表は２９日の定例会見で、東京電力福島第１原発の処理水海洋放出後に多発している日本への嫌がらせについて早期の自制を求めるとともに、処理水放出を巡る中国国民の不安解消と正しい理解が得られるための努力を日中双方でしていくべきとの見解を示した。
山口代表は、中国側に海洋放出後のモニタリングの状況を説明したり、対話を進めたりして日中両国の認識の開きを埋めていくということが、いたずらな争いを拡大することを防ぐことにつながっていくと語った。
山口代表は、いずれにしてもコミュニケーションが不足していることが今日の日中関係の状況を招いている、と指摘。９月に予定されている国際会議には中国側の出席者も想定されるため、そうした機会を最大限に活かし、政府として２国間の対話にも努力をしていただきたい、と述べた。
自身の中国訪問が延期になったことについては、中国側の検討の結果ということなので「それはそれとして受け止める」と語った。そのうえで、中国側は公明党との交流や対話を非常に重視しており、そうした評価を大切にしながら今後訪中日程を再調整したいと語った。
この人は何を言っているのだろう。日本はその安全性を示すためにＩＡＥＡに調査を依頼し、安全性のお墨付きまで得たのだ。そして内外に安全性の説明を行い、多くの国が理解を示してくれて、これまでの輸入規制を撤廃させた国が続出している。中国だけ特別説明不足ということは断じてない。山口代表も与党の一員なら知っているはずだ。国内の反対派にも言えることだが、安全性の主張を受け入れるかどうかだ。ましてや、中国国内での不安や混乱は明らかに中国政府が偏った主張で暴走し、煽りすぎた結果だ。なぜその火消しに日本が一緒に努力をしなくていけないのだろうか。もう一度言うが、公明党は与党で、中国の誤った表現や輸入禁止措置については猛抗議する立場だ。それなのに、山口代表の意見はまるで中国寄りの野党の意見だ。
先ほど「中国政府が科学的根拠を受け入れ、正しい認識を持たない限りは中国国内の不安と混乱は収まらないだろう」と前述したが、逆に言えば中国政府が認めさえすれば混乱は落ち着く。中国という国はそういう国だ。とすると、日本の取るべき道は根気強く中国政府に説得を続けるか、丁寧に無視するかだ。
やはり山口代表の訪中は取り止めになって正解だった。このまま行っていたら中国に誤ったメッセージを伝えていたに違いない。
ネットの反応
日本の政党の指導者であれば、中国政府の「煽り」、例えば、核汚染水などという表現は使うべきではない、中国の原発のトリチウム排出量は福島の比ではない、などにきちんと言及してもらいたい。
日本側としては数年かけて丁寧に説明をしてきたので、
そのことを踏まえて、
中共は自国民に対して、正しい情報の開示や軽率な行動を行わないようにすべきというのではないでしょうか？
無駄とわかっている事をただ繰り返すしかできないのですか？