和田政宗氏、処理水をめぐる外務省の弱腰と消極さに憤る!!そして「処理水は安全であるから、政府各省庁も東電もトイレ等の生活用水で使うべき」と大正論!!
岸田総理が処理水の海洋放出を決定し、即座に反応したのが中国だ。中国は決定前から処理水の海洋放出について反対の姿勢を示し、ネガティブキャンペーンを実施していた。
そんな中国の対応に憤りを露わにしている国会議員がいる。自民党参議院議員の和田政宗氏だ。和田氏は中国の科学的な根拠のない主張に対して、対抗措置等がないことを疑問視している。
中国に対して激甘な対応に終始している外務省は、和田氏の姿勢を少しでも見習うべきだ。
中国の姿勢を糾弾する和田氏
岸田総理が処理水の海洋放出を決定した22日。即座に反応したのが中国だ。中国は「深刻な懸念と強烈な反対」を表明し、中国外務省の外務次官が我国の駐中国大使を呼び出して抗議したと報じられている。(参考)
海洋放出を決定する以前から、自国の処理水のことを棚上げにし、批判をしていた中国。そんな中国の姿勢に憤っているのが、自民党参議院議員の和田氏だ。
私がなぜ処理水を閣僚が飲むべきで私も飲むと言ったのかだが、
先月、中国の王毅外相が「安全なら水道水で使って飲んでみろ」と林外相に述べ、我が国に喧嘩を売ったこと。私であればその場で王毅氏に「おう、飲むから、あんたも中国の原発からの放出水を飲め」と返す。
しかし、中国の科学的根拠のない主張に、政府は対抗措置も経済制裁もしない。
水産物の価格下落の実害が出ている。
(出典 参議院)引用元 https://twitter.com/wadamasamune/status/1693286585029312515
和田氏の言う我国と中国の処理水をめぐるやり取りは、東アジアサミット外相会合での一幕だ。(参考)
報道では中国側の主張だけが流されているが、林外相はこのようなことを言われて言い返さなかったのか。中国に対しての今までの弱腰を見ると言い返したとは想像し難い。
そして、だ。和田氏のいうように水産物の価格が下落しているというのであれば、対抗措置あるいは経済制裁を課すべきだ。先日はEUが日本産食品の輸入規制の撤廃に動き、世界の大半の流れに中国は明らかに逆行している。
中国に対して憤りを隠さない和田氏だが、我国政府への注文もつけている。
政府は国民を守るためにあるのに、国民である漁業者を守るために、中国に対して何もしないのか。
そして、処理水は安全であるから、政府各省庁も東電もトイレ等の生活用水で使うべきであり、こうしたことをはじめ風評被害を起こさない取り組みを政府は全力でやるべき。
(出典 参議院インターネット審議中継)引用元 https://twitter.com/wadamasamune/status/1693286585029312515
和田氏のいう通りだ。政府は風評被害を起こさない取り組みを全力でやる以外ないのだ。和田氏をはじめ、細野豪志氏といった自民党の国会議員からは風評被害を起こさせないという強い決意が伝わってくる。
この問題に関しては政府、そして与野党関係なく全力で取り組まないとならないのは言うまでも無い。しかし、だ。こうした風評被害起こさせないために動く国会議員がいる一方で、風評被害を撒き散らしている国会議員がいるのも残念ながら事実だ。
国民民主党の榛葉幹事長は、ある国会議員の行動に対して「個人の政治家が何を言おうと勝手ですけど、これが風評被害を拡散している」(参考)と批判する事態にもなっている。
いつも批判ばかりの一部の野党にも、風評被害を起こさせないという気概を見せてもらいたい。