【国連で文句言ってる場合?】沖縄県議会、違法状態の特別会計赤字解消の補正「審理せず」。知事の専決処分で予算執行の見込み
沖縄県の2022年度の決算見込みがミスにより地方自治法に違反した「赤字状態」となっているそうだ。県議会の各会派は県の違法行為を議会が追認することになるとして「審理しない」との動議を提出し、全会一致で議決する方向で与野党会派が合意したという。
県議会で審理されなかった場合、地方自治法に基づき玉城知事の専決処分で赤字状態解消のための予算執行が行われる見込みという。
沖縄県のミスで2022年度決算見込みが地方自治法に違反した「赤字状態」となっている問題で、執行部が現状を是正するために提出する補正予算案が県議会で審議されない見通しであることが20日、関係者への取材で分かった。
県の違法行為を議会が追認することになるとして「審理しない」との動議を提出し、全会一致で議決する方向で与野党会派が合意した。
9月定例県議会は26日開会する。玉城デニー知事は、専決処分で予算執行するとみられる。
県では4~5月の出納整理期間終了後に、特別会計で計約120万円の歳入がミスにより過大に見積もられ、決算が赤字状態となっていることが発覚。出納閉鎖後の歳出入の不一致は違法で、県によると、都道府県では岩手の1953年度決算以来という。
沖縄県は23年度予算から赤字を補充する「繰り上げ充用」の手続きを進めているが、補正予算案は違法な支出行為を前提としているため、県議会各会派は「執行部を追認するとの誤解を招きかねず、行政の監視を担う議会の役割とは全く相いれない」との見解で一致した。
どんなミスか。
赤字となった場合、本来はことし4月1日から5月末までに今年度の歳入を繰り上げて赤字を補填する手続きを行う必要がありましたが、確認不足で赤字になっていることを認識しておらずこの手続きが行われていなかったということです。
その結果、現在も赤字のままで地方自治法に違反する状態になっているとして、赤字を補填する手続きを行うための議案を今月の定例の県議会で提出する方針を明らかにしました。
ただ、手続きを行うべき時期はすでに過ぎていて、県は違法な赤字の状態を違法な手続きで解消することになると説明しています。
ざっくり言うと、専決処分をさせて知事に責任を取らせるということだ。
国連で政府を批判している場合じゃなさそうだ。今後議会からの批判と追及が強まるだろう。県民も玉城県政のいい加減さに気が付いてくれるといいのだが。
ネットの反応
最近の沖縄県庁は補助金を申請し忘れるなど高額なミスが続いています。玉城氏は行政力に難ありです。
議会も玉城知事が違法行為を先決処分したら玉城知事に対して不信任を突き付けるべきだと思います。
知事が支持団体と支持する国に配慮ばかりして本来の県政を蔑ろにしているのではないかな。