「麻生氏、公明幹部「がん」と批判」報道各社が一斉に報じる
自民党の麻生太郎副総裁が福岡市内での講演で、公明党幹部を「がんだった」と発言したことを各メディアが取り上げ話題となっている。
自民党の麻生太郎副総裁が福岡市内での講演で、岸田政権が昨年末に閣議決定した反撃能力(敵基地攻撃能力)保有を含む安全保障関連3文書への対応を巡り、公明党の山口那津男代表ら幹部を名指しで批判したことが25日、分かった。「一番動かなかった、がんだった」と述べた。
講演は24日。麻生氏は「北朝鮮からどんどんミサイルが飛んでくる。だが公明党は専守防衛に反するという理由で反対。現実をよく見てみろ」と指摘。山口氏、石井啓一幹事長、北側一雄副代表や創価学会が「がんだった」とした上で「今は時代が違う。ウクライナみたいに日本が戦場になると言い続け、納得するという形になった」と語った。
共同通信、毎日、朝日、東京など、報道各社が取り上げ大騒ぎだ。
麻生副総裁の発言。
自・麻生副総裁:「(防衛費を)NATO並みにGDPの2%にします。安倍晋三が夢にまで見ていた数字、できなかった数字、これを岸田はすっと通した。公明党は(反撃能力は)専守防衛に反するという理由で反対。公明党の一番動かなかった、がんだった、いわゆる山口、石井、北側等々、一番上の人たち、その裏にいる創価学会、そういったものも含めて納得する形になって、うちは当然報復しますよ、ということを、公明党に認めさせています。これも岸田よ。私はこういう状況にある時には、岸田さんのようななんとなく、極めて誠実そうに見える顔。俺とか菅とか、そういう売られたけんかは必ず買いますというタイプの人間ではなく、ある種の誠実そうに紳士そうに見える、あの顔、リベラルそうに見えるあの顔のほうが世のなか受けるんじゃないの」
ネット上の意見を見ると、連立解消を望む声が多く上がっていて、中には、かつて石原慎太郎氏が語った「必ず公明党はあなた方の足手まといになる」が頭をよぎったような方もいた。
麻生氏が「がんだった」ではなく「公明党が壁だった」と表現していたらこんな騒がれていなかっただろう。
ネットの反応
麻生氏のおっしゃる通りで、もう日本も「お花畑のような考え」と「お花畑の国防政策」ではいけません。