ロシア、中国に倣い日本産水産物の禁輸検討⇒政府「科学的根拠に基づく対応を強く求めていく」
福島第一原発の処理水放出をめぐって、ロシアの衛生当局は日本産の水産物の輸入を停止することを検討していると発表。NHKによると「中国の対応にならって」とのこと。読売新聞は「ロシアも「中国の制限措置に加わることを検討している」と明らかにした」と報じた。
日本政府はロシアに対し科学的根拠に基づく対応を強く求めていく考えのようだ。
これに対して松野官房長官は…。
松野官房長官:「(ロシア側の)発表の内容については精査したいと思います。ロシア側に対し科学的根拠に基づく対応を強く求めていく考えであります」
松野官房長官はさらに「IAEAによる放出計画の評価にはロシアの専門家も参加していた」と指摘。(参考)
ロシアは日本との交渉後に最終的に決定するようだが、政治的思惑があると見られている。中国からの要請とウクライナ支援への報復と考えれば政治的思惑があるのは確実だろう。ただ、交渉の余地を残しているところは中国とは違うようだ。とはいってもこれも答えありきの交渉になりそうだが。
処理水放出を巡って色分けが進みそうだ。これでロシアも禁輸をしたら、国連の常任理事国のうち2か国も科学を否定することになる。
ネットの反応
経済ガタガタになったロシアが中国の奴隷になり、福島処理水を批判し始めました。
宜しいんちゃいまんの?無理して食べていただかなくても。
科学的根拠なんて関係ないだろ、そんな物ウクライナ問題への報復以外にはないでしょ。
そもそもまだロシアに水産物を輸出していることの方が驚きだ。