韓国国防長官候補、竹島について「紛争水域化すれば日本に巻き込まれる」レーダー照射問題について「日本哨戒機が威嚇飛行をしたというのは事実」
韓国国防長官候補に指名された申源湜氏が竹島問題を巡って「紛争水域化すればむしろ日本に巻き込まれるという考え」と述べたことを中央日報が伝えた。
「一部では、日本軍が今後独島に駐留するのではという懸念がある」という質問に対し、申氏は「日本が独島領有権を主張するのは話にならず、強く抗議しなければいけない」としながらも「独島に日本が上陸するというのは杞憂」と一線を画した。
日本としては紛争水域化することは望むところだ。申氏の発言は国際司法裁判所への付託を警戒していると察する。竹島は李承晩ラインなるもので一方的に奪われたので、国際裁判で日本が正当性を主張すれば優位に立つのは明らかなのは韓国側も承知しているはず。だから日本が国際司法裁判所への付託を提案しても韓国は避けている。ただ、実効支配が長期に渡れば韓国側が有利になってくるので、韓国は紛争水域化せずただ待てばいいのだ。
また、申氏は有耶無耶になりかけているレーダー照射問題について「我々の艦艇に対して日本哨戒機が威嚇飛行をしたというのは事実」と主張した。
申氏は「我々の艦艇に対して日本哨戒機が威嚇飛行をしたというのは事実」とし「日本は自国の航空機に対して我々がレーダー照射をしたと主張するが、事実ではなく、日本は認めていない」と話した。
レーダー照射問題については、日本側は韓国側に再発防止の徹底を強く求めてめていたが、韓国側はレーダーの照射は行っていないという姿勢を崩してこなかった。
6月に浜田靖一防衛相(当時)と李鐘燮国防相が会談し、日韓の防衛当局間の協力を進展させる必要性を確認し、レーダー照射問題などの懸案について、両国の事務レベルで再発防止策を含めた協議を加速化させることで一致させた(参考)。ところが、日本が譲歩したにもかかわらず、申氏は相変わらず「我々がレーダー照射をしたと主張するが、事実ではなく、日本は認めていない」と主張している。
尹政権に対してはある程度評価していたが、竹島問題とレーダー照射問題については決して有耶無耶にしてはいけないと再認識した。他にも歴史認識問題などあるが、特にこの2件に関しては有耶無耶にせず白黒つけるべき。それをしない限りは友好関係など上辺だけの薄っぺらいものだ。
ネットの反応
竹島は日本の領土で間違いない
だけど領土ってのは実効支配が1番重要
歴史をみればそうなってる。