維新、鈴木宗男氏の「除名処分」検討⇒鈴木氏、「法廷闘争」の可能性に言及




鈴木宗男参院議員が党に無断でロシアを訪問したことを巡り、日本維新の会は鈴木氏に帰国後事情聴取を行い、何らかの処分を検討すると報じられたいたが、「除名」も視野に入れた検討している。

日本維新の会が、党に無断でウクライナを侵略中のロシアを訪問した国会議員団副代表の鈴木宗男参院議員の処分をめぐり、「除名」も検討していることが6日、分かった。

中略

藤田文武幹事長は6日の記者会見で、動画に関して「映像を取り寄せて精査する」と説明した。その上で「非常に厳しい対応をせざるを得なくなるかなと思う。だからこそしっかりとした手続き論と論理的正当性を担保する方針だ」と語った。

引用元 維新、鈴木宗男氏「除名」を検討 露「勝利」期待発言が問題に

これに対し、鈴木氏は処分の内容次第では法廷で争う可能性がある認識を示したようだ。

 その上で「今回のモスクワ訪問で私の方に瑕疵(かし)があるのが、党の方に事務的連絡が遅れただけで、それ以外指摘を受けることはない」と主張。また「弁護士に相談すると『鈴木さん、処分によって裁判する値がありますよ。民主主義の一番である言論の自由と、間違った解釈、判断で政治生命に関わり、何よりも人権を毀損(きそん)することになりますから、裁判すると認識を問う初めての判例となります。極めて重いことでいつでも対応します』とのことだった」とし、処分内容によっては法廷で争う可能性にも言及した。

「著名な方から『どう考えても事務的なミスで身分に関する処分というのは聞いたことがないので、鈴木さん、闘った方がいいですよ』と勧められた。なるほどと思いながら意を強くした次第だ。連休期間中、しっかり後援者と相談して参りたい」とも記した。事務所には激励の声などが寄せられているとも記し「ここは信念を持って闘って参りたい」「私は私の筋を通して行く」とも、訴えた。

引用元 鈴木宗男氏「法廷闘争」の可能性に言及 ロシア渡航めぐる維新の処分視野に「信念持ち闘う」

当初は「党としては、手続きの問題だけは問えるが、行く行かないの評価は言及しない」ということだったので、軽い処分でと思いきや、除名を視野に入れた検討をしているとは驚いた。

「党内では無断の訪露にとどまらず、露メディアの動画でロシアの勝利を期待するとの趣旨の発言をしていたことが問題視されているという」(参考)ともあり、手続きの問題よりもこちらの方が手続きの問題よりも重そうだ。

さて、鈴木氏の「法廷で争う」が維新に対する牽制なのか、それとも本当に除名処分が下れば党を訴えるかが注目される。







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