議会、川勝知事の給与減額案を「知事に猛省を促す」などとする付帯決議案をつけて全会一致で可決
過去の失言がもとで「給与と賞与返上」表明したのに満額受給していた静岡県の川勝平太知事。川勝知事はこれまで給与減額案の提出を見送ってきた理由について、「議会から理解を得られなかった」と、まるで議会に責任があるかのようなことを繰り返し釈明。
2日の議会では「議会側に責任があると発言したことを虚偽発言と認め、発言の訂正、議事録の修正を行うべきではないでしょうか?」「なぜ、いま頃になって給与と期末手当を減額、返上する気になったのか?」と、川勝知事の姿勢を問う質問が相次いだ。(参考)
そして、6日の議会では川勝知事の給与減額案を「知事に猛省を促す」などとする内容を盛り込んだ付帯決議案をつけて全会一致で可決。13日の本会議で可決される見通しだそうだ。
過去の失言を原因に静岡県の川勝知事が給与など約440万円を減額する条例案を巡り、県議会総務委員会(西原明美委員長)は6日、「知事に猛省を促す」などとする内容を盛り込んだ付帯決議案をつけて全会一致で可決した。13日の本会議で可決される見通し。
中略
決議案では猛省を促した上で、〈1〉給与減額は責任の取り方の一つにすぎない〈2〉県議会が辞職勧告したことを自覚する〈3〉給与「返上」との認識が広がっているため説明責任を果たす〈4〉県庁全体の課題と捉える〈5〉不適切発言をした場合は辞職するとの発言に責任を持つ――の5項目を求めた。
また、討論の中で「知事の答弁に納得するどころか、今後の県政運営のかじ取りを任せるのをさらに不安にさせた」という意見もあったそうだ。
「不適切発言をした場合は辞職するとの発言に責任を持つ」が最後にあるが、相手を見下したり、興奮するなどの場面があれば不適切発言が飛び出す癖があるようなので、これは時間の問題だろう。また「県議会が辞職勧告したことを自覚する」もあるがこれは自覚していれば今頃改心しているだろう。
次なにかあれば有無も言わさず知事不信任決議案を出すべきだ。本音は今すぐにでも出してほしいが、なかなかそうはいかないだろう。
ネットの反応
コケにされている様だ。