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変遷?7月の川勝知事「また不適切発言をすれば辞職する覚悟で職務にあたる」→10月の川勝知事「問題発言と言われないようにする」→問題発言しても辞職しないの???

ようやく提出された川勝知事の給与等の返上に関する条例案。この条例案を審査するために静岡県議会では総務委員会の集中審査が行われた。

その集中審査では、自身のこととあってか川勝知事も出席した。川勝知事が常任委員会に出席するのは2015年3月以来2度目だ。

総務委員会に出席した川勝知事は頭を下げるばかりだったが、1つ、またしても川勝知事の悪い癖が出た。

以前話した内容とニュアンスが異なることを発言したのだ。

話せば話すほど、知事、政治家としての資質に疑問が増すのは、全国広しといえども川勝知事くらいだ。

川勝知事、以前の発言から変化が!!

自らの給与等の返上について言及していながら、条例案の提出すら怠っていた川勝知事。9月議会でようやく条例案が提出され、総務委員会では川勝知事出席のもとで集中審査が行われた。

条例案が提出されていなかったことなどについて、川勝知事は「ひとえに私にある。動けないと認識し、それは思い込みだったと反省している。お叱りを含め県民のご意見に感謝し、負託に応えたい」と反省の弁を述べている(参考)。


(出典 全国知事会)

そもそも給与等の返上について言及しなければならなくなったのは、川勝知事の不適切発言、暴言が原因だ。

今回の集中審査では、今後、不適切な発言があった場合の対応を委員から問われる一幕があった。対応について問われた川勝知事は「問題発言と言われないようにする」と答えた(参考)。

「問題発言と言われないようにする」と極々当たり前の答弁をした川勝知事。しかし、だ。今回の総務委員会の前には、もっと踏み込んだ発言をしているのだ。

7月24日に行われた記者会見で、不信任決議案が否決された結果を改めて問われ、川勝知事は「また不適切発言をすれば辞職する覚悟で職務にあたる」と語っているのだ参考)。

この7月の発言と総務委員会での発言を比べてみると、明らかにトーンが下がっている。

「不適切発言をすれば辞職する」というのは、給与等の返上に言及したときと同様に、その場の思い付きで発した言葉なのか。

川勝知事ほど自身の言葉に責任を持たない政治家も珍しい。本来なら重い意味のある言葉も総じて軽いのだ。

2021年に4選を果たした川勝知事だが、当選回数が増すごとに円熟味を増すどころから、その資質についての疑問が湧いてくる。

言葉に責任を持てないのであれば、自ら知事職を退いてもらいたい。

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