川勝知事、「(リニア工事の)議論はまだ入り口」と発言!もう6年も経過しているのに!!!

自らの給与等の返納に関する条例案をようやく提出した静岡県の川勝知事。自身へのペナルティであるにも関わらず、棚上げしていたことには多くの人が驚いたはずだ。

そしてまた驚くことを川勝知事が発言した。リニア中央新幹線の静岡工区の議論の進捗状況について語ったのだが、「議論はまだ入り口」と言い放ったのだ。

川勝知事がリニア中央新幹線静岡工区の着工に反対姿勢を明確にしたのは、報道によれば2017年の10月だ。

何と6年が経っても、まだ議論は入り口だというのだ。

国家的プロジェクト、そして民間企業の活動を6年間止めている自覚はないのか。もはや川勝知事に知事としての資質があるとは誰も思わない。

6年経っても「議論はまだ入り口」

静岡県民、そして国民を呆れさせる言動が目立つ川勝知事。もっとも注目を集めているのがリニア中央新幹線の静岡工区の阻止だ。

リニア中央新幹線静岡工区の阻止に全力を注ぐ川勝知事だが、10日の記者会見では議論の進捗状況について言及がなされた。

状況は変化している。前に進んでいる」としながらも、具体的な着工までにはJR東海と約束した検討を要する47項目について丁寧な議論が必要との考えを示した。

気になる47項目の検討課題だが、「現在はまだこの47項目の議論の入り口」との認識を示したのだ(参考)。


(出典 全国知事会)

まだ議論の入り口の段階とはいったい今まで何をしていたのか。ただですら、当初の開業予定通りの開通は不可能となっているのだ。

川勝知事はなにを悠長なことを言っているのか。

川勝知事がリニア中央新幹線について反対の姿勢を明確にしたのは、報道によれば2017年の10月だ。その時、川勝知事は「(JRは)ともかく工事をさせろという態度。堪忍袋の緒が切れた」と記者会見で語っていた参考)。

この6年間川勝知事は一体何をしてきたのか。川勝知事は今年の6月、沿線都府県で構成される期成同盟会の総会で「静岡県知事の川勝平太です。静岡県は一貫してリニアに賛成している。このリニアの技術は日本の誇るものであり、これを次世代に継承発展させていかなければならないと思っている」と語っていたが、この6年間で進展なしという現状をみれば、どこが「一貫して賛成」なのか疑問しかない(参考)。

6年経っても課題を進展させることができないどころか、「議論はまだ入り口」と平然と言い放つ川勝知事。政治家、県知事としての資質、力がないのは明白だ。

知事としての晩節を汚す前に、潔く知事職を退いてもらいたい。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!