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日米共同の離島防衛を想定した大規模実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」。一部のメディアは抗議集会を強調。尖閣が奪われてもいいのですか?




14日から31日の日程で、陸上自衛隊と米海兵隊は離島防衛を想定した大規模実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」を行っている。

 

九州・沖縄各地の自衛隊や在日米軍の施設を中心に展開している。尖閣防衛にもつながる訓練なのに、一部のメディアは抗議集会を強調。

沖縄だけでなく、九州のメディアも大分などでの抗議集会を強調し報じている。(参考

八重山日報は14日の『日米訓練「住民に説明ない」 石垣市議会、抗議の意見書可決』で、「石垣市議会は13日の臨時会で「市民に十分かつ丁寧な説明がないまま今日に至っている」と抗議する意見書を賛成多数で可決した」と報じた(参考)が、その中で、与党であり「尖閣諸島を守る会」代表世話人の仲間均氏が「尖閣諸島周辺では中国が平気で領海侵犯し、尖閣は乗っ取られたと言っても過言ではない。訓練を行い、国境を隙のないよう守っていくことが使命だ」と意見書を批判したことを紹介している。住民への説明が不足していたことが事実なら猛省して今後無いようにしていただきたいが、まさに仲間氏の指摘こそが今回の訓練の意義なのだ。そして台湾有事が起きてしまった場合の離島防衛に繋がるし、台湾有事への牽制にもなるのだ。

抗議集会をやたらと強調しているメディアは尖閣がこのまま中国に乗っ取られてもいいという考えなのだろうか。また、中国を刺激するなと言うかもしれないが、頻繁に領海侵入を繰り返す中国こそが日本を刺激しているのだ。これは防衛力強化にも言えることで、防衛力強化をすることで中国を刺激するなという意見をよく見るが、これも逆だ。度重なる領海侵入、ロシアと連携して日本近海を周回、台湾への威嚇の際に我が国のEEZ内にミサイルを落とすなど、中国などが日本の安全保障を脅かすから日本がそれに備えなければいけないのだ。おかしな報道で戦争に敏感な、戦争を経験した世代や沖縄県民を扇動するのはやめていただきたい。







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