成長のない野党ヒアリング!ジャニーズ事務所をめぐる問題で実施したヒアリングで官僚を怒鳴りつける!!
野党がなにかにつけて実施する官僚に対してのヒアリング。いくつものテーマで幾たびも開かれているが、その成果とやらはあまり聞いたことがない。
そんな野党のヒアリングだが、かねてより問題視されていたのが官僚に対してのパワハラだ。
幾たびも指摘されるこの問題だが、改善策を見いだせずにいるようだ。ジャニーズ事務所に関する問題で開いたヒアリングで、立憲民主党の議員が官僚を怒鳴りつけたと報じられたのだ。
公開パワハラでしかない野党のヒアリング。めぼしい成果もなく、パワハラばかりが注目されるヒアリングになんの意味があるのか。
繰り返される野党のヒアリングでの怒声
見せ場のない野党が、自らの見せ場を作るために始めた野党によるヒアリング。国民にとって有意義な情報が出てくれば、やる価値はあると思うが、有意義な情報が出てきた記憶が全くない。
そんな野党のヒアリングが違った意味で注目を集めたことがある。それが野党議員による官僚への怒声だ。
2020年11月にはABEMAタイムスが「このままでは“公開パワハラ”だし、官僚のなり手が減っていく…「野党合同ヒアリング」はアップデートできるのか」(参考)と題する記事を配信した。
その記事では立憲民主党の議員が官僚に詰め寄ったことが報じられ、与党幹部から官僚の精神的な負担を懸念する声が上がったことも報じられた。
2020年11月の時点で懸念が上がっていた野党のヒアリングだが、今現在も行われている。当然、官僚に配慮した形にアップデートされているのかと思っていたが、実態は変わっていないようだ。
ジャニーズ事務所をめぐる問題で開かれた野党ヒアリングでは、JCASTニュースによると「何で笑ってんの!ずっと!ずっと笑ってんだけど!気になる!」と立憲民主党の鎌田さん官僚を怒鳴ったというのだ。
(出典 衆議院)
官僚を怒鳴ることが仕事だとでも思っているのか。官僚への怒声、パワハラが問題視されていることを認識しているのか、怒声が飛び、官僚が謝罪の言葉を述べた後、山井さんが「いえいえ、全然」ととりなし、ヒアリング終了後には官僚のもとに駆け寄って「どうもすみません!全然問題ないですから」と謝罪していたという(参考)。
(出典 衆議院)
注意はしていても怒声・パワハラをやめることができないとは、なんとも情けない。
官僚は我国にとって必要不可欠な優秀な人材だ。このような野党の行動結果、官僚志望の人材が減ることがあれば、国家的な損失と言わざるを得ない。
以前から指摘されている問題に、いまだに対処できない立憲民主党には、猛省を求めたい。