熊駆除にクレーム殺到⇒秋田出身ライター「野生の熊はプーさんじゃない」「熊が好きな人は秋田県に住んでみては」
「クマ被害」激増で北海道や秋田県ではクマの駆除を行ったが、「なぜ殺したのか」といった苦情が自治体に殺到しているという。
そんな状況に、秋田県出身のライターが「野生の熊はプーさんじゃない」「熊が好きな人は秋田県に住んでみては」と訴えた。
熊と遭遇した経験があり、毎年のように防災無線で「熊に注意」と呼びかけが行われる農村で生まれた筆者からすれば、野生の熊に対してプーさんのようなイメージはまったく無い。漫画でたとえるなら、『銀牙-流れ星銀-』に登場する凶暴な赤カブトのイメージであり、多くの秋田県民はそのイメージを共有していると思う。山間部で暮らす人なら、学校の登下校時に、熊に気をつけるよう指導された経験があるのではないだろうか。
ここに書くまでもないことだが、役所の関係者も、そして猟友会のハンターも、熊を駆除するかどうか苦悩している。駆除したら間違いなくクレームが来るだろうし、動物愛護の観点からもできればやりたくない仕事だ。しかし、やむを得ない思いで行動していることは理解して欲しいものである。だが、こう書いても「熊を殺すな」という人は考えが変わることはないのだろう。人間対熊よりも、人間対人間の問題の方が、解決が難しいかもしれない。
熊が好きな人は秋田県に住んでみては
熊が殺されるのが嫌だ。
熊が好きでたまらない。
熊が推せる。
熊のことを考えると夜も眠れない。このように、熊を愛してやまない人に提案がある。ぜひ、秋田県に移住を検討して欲しい。秋田県は人口減少率がダントツ日本一である。野生動物よりも人間の方が絶滅しそうな状況に追い込まれている。そんな県に移住者が増えれば、人口も増加するし、一石二鳥だ。
山内氏はXにも「秋田県民にとって熊は身近な動物であり、怖い野生動物なんだよね」と投稿。
僕にとって熊のイメージは、やっぱり銀牙の赤カブトなんだよね。高橋よしひろ先生も、矢口高雄先生も凶暴な熊が出てくる漫画を描いているけれど、秋田県民にとって熊は身近な動物であり、怖い野生動物なんだよね。
— 山内貴範 (@takanorikundayo) October 22, 2023
ネットの反応
反対に自分達がそのような場に置かれたら、どのように思うか考えた事があるだろうか?おそらく、区役所に怒鳴り込むと思う。