秋田県・佐竹知事、相次ぐ熊被害に「人命最優先」「見つけたら撃つ」。クレーム殺到については「これに付き合っていると仕事ができない。これ“業務妨害”です」

熊の被害が相次いで報じられている。秋田県は クマによる複数の人身被害が発生しており、ツキノワグマ出没警報を発令。

佐竹敬久秋田県知事は「人命最優先」で臨む考えを示し、「見つけたら撃つ」と語った。しかし、クマの駆除については「かわいそう」等の苦情の電話が殺到。これについて佐竹知事は「これに付き合っていると仕事ができない。これ“業務妨害”です。この方とはね、話しても分からない」と述べた。

　佐竹知事：「まずは今のところ、見つけたら撃つ、撃てる状況でね。これを徹底して、まず今は緊急避難的に、これが一番だと思う」

■抗議電話は“業務妨害”「話しても分からない」

一方、こうしたクマの駆除については、抗議の声も上がっています。

今月4日、美郷町でクマ3頭が小屋の中に居座り、地元の猟友会が駆除したと報じられた際、県には鳴り止まないほど多くの電話が寄せられました。

「かわいそう」「駆除するのはいかがなものか」といった内容で、ほとんどが名前を名乗らず、一方的な通話だったといいます。

佐竹知事：「（Q.そのような（抗議の）電話に対して、どう対応すべきと考えるか？）すぐ切ります。ガチャン。電話は一番、乱暴なんですよ。ほとんど『わー』でしょ。これに付き合っていると仕事ができない。これ“業務妨害”です。この方とはね、話しても分からない」

佐竹知事は、抗議の電話は“業務妨害”だと言い切りました。

引用元　秋田県知事「業務妨害」と怒り…クマ駆除への抗議電話　人命最優先で「見たら撃つ」

業務に影響が出るということで、こういった手合いのクレームは相手にしないという知事の姿勢について、個人的には賛成だが、賛否割れるのではないかと思っていた。しかし、ネットのコメントを除くと多くの人が知事の姿勢を肯定していた。

動物園等の安全な場所からしか熊を見たことない人たちが、大方クマのプーさんやティディーベアの延長で、可愛いクマたちが駆除されるのは可愛そうと言ってるのだろう。

農作物や人に危害を与えるクマの駆除に対して反対の方のご意見を伺いたいです。感情ではなく理論理屈でかつ短期長期的にどうすべきか？実行可能で現実的なご意見方策なら賛同しますよ。ぜひお願いします。またもしクマとコミュニケーション取れて説得出来る方なら素晴らしいです。

業務妨害のようなクレームに負けず、人に被害が出る前に駆除してもらうのが1番です

知事の発言、素晴らしいです。
一方的に持論を展開して業務を妨害する相手には、こういう対応が一番。県職員が業務を滞りなく遂行するために、首長の強い意思表示は大事。

知事は正しいです。県民の為の業務がつまらない電話でできないなんておかしいですよね。そもそも、県民の命を守るためにやっていることに、クレームをつけるなど、言語道断。

皆さんのおっしゃる通りだと思う。何を優先すべきか理解している人が多数を占めていて安心した。

佐竹知事が四国地方の食事について「貧乏くさい」などとけなす発言をしたことが話題となっているが、佐竹知事は発言を認めたうえで、「不穏当で不見識だった。四国の方に大変不快な思いをさせた。心からおわびする」と謝罪した。せっかく評価を受けてもこういう失言で台無しになるので、発言にはご注意を！

（出典　秋田県）