中国軍機、夜間に米爆撃機へ3メートルの異常接近。米軍「危険」で「国際的な安全の規則や規範に反する」と批判
「カナダ偵察機の5メートル以内に中国機が接近した」という報道があったばかりだが、今度は「米インド太平洋軍は26日、南シナ海上空の国際空域で現地時間24日夜、米軍のB52戦略爆撃機に対し中国軍の戦闘機「殲11」が異常接近し飛行を妨害したと発表した。」と報じられた。(参考)
発表によると夜間に10フィート(約3メートル)以内に接近してきたそうで、米側は「衝突の危険」にさらしたとし厳しく非難したそうだ。
中国軍機、B52に3メートル以内に異常接近 南シナ海上空https://t.co/d28Ql75ev7
夜間のため視界が限られる中、殲11がB52の下方や前方を飛び、3メートル以内に接近するなどした。米軍は動画を公開し「危険な行為だ」と批判した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 26, 2023
米インド太平洋軍が公開した映像。報道では「米軍は「危険」で「国際的な安全の規則や規範に反する」と批判した。公開された動画でも中国戦闘機が米爆撃機に対して急速に接近する様子が確認できる」とあった。
#USINDOPACOM Statement on #PRC Unprofessional Intercept: "A People’s Republic of China J-11 pilot executed an unsafe intercept of a U.S. Air Force B-52 aircraft which was lawfully conducting routine operations over the South China Sea…"
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— U.S. Indo-Pacific Command (@INDOPACOM) October 26, 2023
カナダとの時は、中国は「カナダ(空軍)のCP─140航空機が中国の釣魚島・赤尾嶼の上空に不法侵入し、中国の主権を深刻に侵害し、中国の国家安全保障を脅かした」と述べたが、これはそもそもおかしい話で、カナダ軍機は北朝鮮の「瀬取り」の警戒監視活動の拠点として、米軍嘉手納基地を使用していた。それに、尖閣は日本の領土なので、スクランブルをかけるなら自衛隊だ。中国がでしゃばる話ではない。この時はネット上から「瀬取り監視の妨害では?」といった指摘があがったが、今回はどのようなコメントを中国側が発表するだろう。
ネットの反応
挑発してるとしか