南で中国船が尖閣沖に領海侵入、北で根室半島沖でロシア機と推定されるヘリコプターが領空侵犯
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖の領海に1日未明から侵入していた中国海警局の船3隻のうち1隻が領海を出たが、残り2隻が領海内にとどまっていることが報じられた(参考)。付近では日本の漁船が操業していて、海上保安庁の巡視船が監視しつつ、中国船に退去を求めているという。
また、10月31日には、北海道の根室半島沖でロシア機と推定されるヘリコプター1機が日本の領空を侵犯したと防衛省が発表したことが報じられた。(参考)
令和5年10月31日(火)、推定ロシアのヘリコプター1機が12時44分頃北海道根室半島沖の領海上空を侵犯したことを確認した。
これに対し、航空自衛隊の北部航空方面隊の戦闘機を緊急発進させ、対応した。
南は中国、北はロシアに脅かされ、とんでもない事態となっている。
台湾有事の前に日本有事を心配したくなる。これで北朝鮮からバンバンミサイルが発射されたらと思うと誰でも危機感を持つはずだ。これでも防衛力強化に反対の人々は「話せばわかる」「9条が守ってくれる」というのだろうか。
福田康夫元首相は北京で中国の韓正国家副主席と会談したというが、いったい何の話をしたのだろう?鈴木宗男参議院議員はロシアに訪問してロシア外務省高官と会談したというが、いったい何を語ったのだろう?