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【内政干渉では?】中国、エストニアに台湾の出先機関開設を認めないよう求める




「台湾の呉釗燮・外交部長(外相)がバルト3国のラトビア、エストニア、リトアニアの訪問を始めた。専制主義国家の中国やロシアの脅威に対抗し、民主主義陣営の結束を確認する。エストニアでは台湾の出先機関の開設を調整する」(参考)と報じられた矢先に、ロイターが「中国外務省は8日、エストニアに台湾の出先機関開設を認めないよう求めた」と報じた。

エストニアのメディアは7日、中国の駐エストニア大使が両国の議員グループの会合で、台湾が出先機関を開設した場合に国外に退去する可能性があると警告したと報じている。

中国外務省の報道官は定例会見で「エストニア側に対し、一つの中国の原則を厳守して台湾の公的機関開設を認めず、両国関係の政治的基盤を守るよう求める」と述べた。

引用元 中国、エストニアに台湾の出先機関開設を許可しないよう要請

普段は「内政干渉するな」と騒いでいるのに、思いっきり内政干渉をしている。内政干渉というか威圧だ。相変わらずの「俺様外交」だ。そのような外交は中国に逆らえない国にしか通用しない。

中国とエストニアの関係と言えば、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国は、中国が主導する経済協力枠組み「中国・中東欧諸国協力」から離脱している。バルト三国は旧ソ連でありながらも北大西洋条約機構(NATO)・欧州連合(EU)・経済協力開発機構(OECD)に加盟。政治・経済は西側に舵を切っている。

報道では「エストニア外相は11日の地元テレビで、「中国は、ウクライナに対するロシアの戦争を明確な言葉で非難していない」と指摘した」(参考)とあり、ロシアを非難しない中国に不信感を抱いている。ウクライナ侵攻を受け、バルト三国は対ロシアで連携している。ロシアを警戒しているにもかかわらず、そのロシアを同盟国と言わんばかりに連携している中国に対して警戒するのは当然だ。そのような状況で中国が威圧しても効果は薄いだろう。







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