自民議連「心理的性別だけで性別変更そぐわない」「社会的分断や対立を起こすことにならないかを考えねばならない」
自民党有志議員でつくる「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」は、性自認に基づく性別変更を可能とする「ジェンダー・セルフ・ID制」の導入について「心理的な性別だけで法律上の性別変更を認める制度は、LGBT理解増進法が成立したばかりで理解増進の流れを醸成していく段階にある日本にはそぐわない」と否定的な声明をまとめた。(参考)
自民・女性守る議連「心理的性別だけで性別変更そぐわない」手術不能要件違憲決定にhttps://t.co/QyomiRxu2J
議連の共同代表を務める片山さつき氏は「性別の取り扱いの変更と、社会一般の受け止めの調整を図りつつ、立法府に身を置く者の責任をフルに発揮しないといけない」と強調した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 9, 2023
最高裁の決定に伴い、与党内では特例法の改正など対応に当たる必要性が共有されている。一方、「生殖不能要件」が完全に撤廃されれば、妊娠や出産が可能な法的な男性が登場しかねない。声明も、「何らかの法改正を行う必要がある」とした上で、「現行の多くの法令との整合性がとれない事態に陥ることとならないか、危惧される」と指摘し、内閣の責任で関連省庁を挙げた法令の調査の必要性を訴えた。
議連の共同代表を務める片山さつき元地方創生担当相は会合の冒頭、「性別の取り扱いの変更と、社会一般の受け止めの調整を図りつつ、立法府に身を置く者の責任をフルに発揮しないといけない」と強調した。共同代表の山谷えり子元拉致問題担当相は、「先行する欧米が修正する混乱に周回遅れで敢えて突っ込み、社会的分断や対立を起こすことにならないかを考えねばならない」と訴えた。
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性自認に基づく性別変更制度導入を否定 自民有志の議員連盟が声明https://t.co/f5CtTlFH78
海外の一部で導入されている、性自認に基づく性別変更を可能とする制度に否定的な声明をとりまとめた。「心理的な性別だけで性別変更を認める制度は、日本にはそぐわない」と指摘し
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ネットの反応
だからレインボーカラーを旗印にしたマイノリティがいるわけで。
でも例えばトイレとか更衣室とか浴場とかは、白か黒かではっきり分けないとよろしくないというのが、これまで日本社会がたどってきて現在ある形です。
白か黒かに含まれない方は、もうしわけないけど別のスペースを使ってもらわないと圧倒的多数な大勢の女性たちが困るわけですよね。
まさにこれを危惧している。