包囲網狭まる川勝知事!沿線自治体の長が総理に開業見通しをはっきりさせるように要請!さらに国交省の専門家会議も議論終結、報告書の取りまとめを開始!
あの手この手でリニア中央新幹線を阻止している川勝知事。しかし、その川勝知事のなりふり構わぬ姿勢が共感を呼ぶことは全くない。
川勝知事によって開業の見通しすら立たなくなったリニア中央新幹線だが、沿線自治体の長が動いた。岸田総理に開業の見通しをはっきりさせるように要請したのだ。
さらに動きはこれだけではない。静岡県とJR東海の膠着状況を打破するために設置された国土交通省の専門家会議も議論を終結させ、報告書を取りまとめる段階に入ったのだ。
包囲網狭まる川勝知事。川勝知事には、言動が共感よりも呆れられていることに気が付いてもらいたい。
県知事らの要請、専門家会議の議論終結と動き出したリニア中央新幹線
なりふり構わぬ対応で、リニア中央新幹線を阻止しようとしている川勝知事。かつての腹心の難波静岡市長も川勝知事とは距離を置き始めている。
誰も川勝知事の対応に共感していないことが明らかになる中、リニア中央新幹線に関して大きな動きが2つあった。
神奈川県、山梨県、長野県、岐阜県の沿線自治体の長が、岸田総理に対して計画どおりの2027年の開業が難しくなっている現状を踏まえ、開業時期の見通しをはっきりさせるよう求めたのだ。(参考)
(出典 首相官邸)
岸田総理との面会に同席した岐阜県の古田知事は記者団に「どのタイミングで開通するのかは、今後のプランやビジョンを具体化するうえでも重要な情報だ。できるだけ速やかに開通時期を明らかにしてもらい、準備作業に弾みをつけていきたい」と語っている。(参考)
開業の予定がわからなければ、準備の進めようもない。古田知事の言っていることは大正論だ。沿線自治体の長からの要請を受け、岸田総理がどのようなリーダーシップを発揮するのか要注目だ。
こうした沿線自治体の長の動きがある一方で、静岡県とJR東海との膠着状況を打破するために設けられていた国土交通省の専門家会議でも転換点を迎えた。議論を終結し、報告書を取りまとめることにしたのだ。約1年5か月続けられてきた議論が終結したのだ。
自然環境に関する報告書案では「大井川上流部の沢の水生生物」「高標高部の植生」「トンネル湧水放流と残土置き場」の三つのテーマについてJRが予測する影響や対策は、いずれも環境保全措置の進め方として適切と結論づけたと静岡新聞は報じている。(参考)
国の専門家会議が出した結論に対して川勝知事はどのような対応を取るのか。
大井川の水問題では先日、ダムの取水抑制の具体案が取りまとめられた。そして自然環境に関する報告書も取りまとめられる。
川勝知事がかねてから主張していた問題点はクリアになったはずだ。
ここまで出揃っても、川勝知事が仮にまだリニア中央新幹線を阻止しようとするのであれば、県知事としてではなく、いち活動家として行ってもらいたい。