泉代表が衆議院解散について「これまでも発言が二転三転している首相なので何があるかわからない。」→二転三転はご自身では？？？？

頻りにメディアが報道していた衆議院解散の可能性。メディアが報じていた解散の間の性だが、岸田総理が年内見送りとの報道が出た。

この報道を受けて、立憲民主党の泉代表が「これまでも発言が二転三転している首相なので何があるかわからない。」と皮肉交じりの発言をしている。

しかし、だ。今年に入ってからの報道を見ると、二転三転しているのは泉代表の方なのではないか。岸田総理を皮肉る前に、自身の行動を顧みてもらいたい。

二転三転？人のことを言えますか？

岸田総理が年内の解散を見送るとの報道があった。この報道を受けて安堵したはずなのが、立憲民主党だ。泉代表は次期総選挙での進退のボーダーラインを１５０と設定したが、１０月３０日時点での擁立数は１６３人にとどまっていたのだ。

総選挙が後ろ倒しされることに時間を稼ぐことができたにも関わらず、泉代表は「これまでも発言が二転三転している首相なので何があるかわからない。」と皮肉まじりに批判をしている。（参考）

（出典　衆議院インターネット審議中継）

泉代表は岸田総理を皮肉るだけの資格があるのか。泉代表はご自身の二転三転ぶりには気がついていないのか。

５月にはＢＳフジの番組に出演した際に、日本維新の会、日本共産党との選挙協力について「やらない」と否定し、「あくまで立憲民主党として、選挙はまず独自でやるものだ」としていた。（参考）

威勢のよい発言をしていたが、その後は華麗な方針転換を泉代表は決め、野党各党と候補者調整や選挙協力を行っていく方針になった。

この泉代表の方針転換について、立憲民主党の唯一の友党ともいえる共産党の志位委員長は「これまでの泉代表の言動との整合性。これをどう説明するのか。党としての説明をしていただきたい。協力を求めているのであれば、そういう説明があってしかるべき」と７月６日に語っている。

（出典　衆議院）

友党共産党の志位委員長をも困惑させる泉代表の方針転換。このように他党を振り回している人物が「これまでも発言が二転三転している首相なので何があるかわからない。」と岸田総理を批判するとは片腹痛く感じてしまう。

立憲民主党所属議員によく見受けられるブーメラン。それを代表までやってしまっては、有権者からも呆れてしまうのではないか？？？

泉代表には有権者が求めている政策論で存在感を示してもらいたい。