日米豪加4カ国が共同演習。自衛艦隊司令官「インド太平洋地域の安定化、ひいては世界の平和と安定のためには、同志国間の強固な連携と協力が不可欠です」
日本の海上自衛隊とアメリカ、オーストラリア、カナダ各国の軍の共同演習が日本周辺で始まった。
アメリカの空母「カール・ビンソン」の艦内で、司令官らがそろって記者会見し、自衛艦隊司令官・齋藤聡海将「インド太平洋地域の安定化、ひいては世界の平和と安定のためには、同志国間の強固な連携と協力が不可欠です」と語った。
海上自衛隊やアメリカ海軍など4カ国の共同演習が日本周辺で始まり、11日、アメリカの空母「カール・ビンソン」の艦内で、司令官らがそろって記者会見した。
自衛艦隊司令官・齋藤聡海将「インド太平洋地域の安定化、ひいては世界の平和と安定のためには、同志国間の強固な連携と協力が不可欠です」
海上自衛隊とアメリカ海軍、オーストラリア海空軍、カナダ海空軍の共同演習は、日本周辺で10日から20日までの日程で行われ、およそ30隻の艦艇、40機以上の航空機が参加する。
11月11日、自衛艦隊司令官 齋藤海将は、米海軍7艦隊司令官トーマス中将、豪海軍運用部長ハリス准将、在日カナダ大使館武官ワット大佐とともに、太平洋上の米海軍空母「カール・ヴィンソン」での日米豪加共同記者会見において、令和5年度海上自衛隊演習が万全かつ円滑に開始したことを発表しました。 pic.twitter.com/nsF2iNPcJJ
— 海上自衛隊 自衛艦隊(公式) (@JMSDF_SDF) November 11, 2023
さらに、南シナ海で中国と対峙しているフィリピン海軍の幹部もオブザーバーとして参加しているという。
このところ中国艦やロシア機が領海・領空に侵入するなど、日本周辺での動きが活発化している。中露が連携しているのなら、日本も友好国との連携を示すことで抑止力になる。共同演習・合同演習を「戦争の準備」と主張する人がいるが、戦争の準備ではなく、抑止力を示していて、戦争をさせない演習だ。
ネットの反応
太平洋に面した主要国が定期的に合同訓練を実施するのは抑止力としても効果的。
中露北核保有同盟の脅威を封じ込める為には一国でも多くの同盟が必要となる
(出典 海上自衛隊公式Xより)