共産が自公維国を『悪政四党連合』と批判⇒玉木代表「名誉毀損だ」「汚染水と内外に言いふらしている方が悪政ではないか」
共産党は、中央委員総会で自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党を名指しで『悪政四党連合』と批判
志位和夫委員長は記者会見で「いきづまった自公政権を延命させる役割を担っているのが、日本維新の会と国民民主党である」と批判した。さらに、維新・国民民主両党について「健康保険証廃止、原発推進、難民・外国人の人権を侵害する入管法改悪など(与党の方針)に、ことごとく賛成し、改憲と戦争国家づくりをあおり、自民党、公明党とともに『悪政四党連合』をつくっている」と主張し、「あだ名ではなく事実だ」と述べた。(参考)
これに対し国民民主党の玉木雄一郎代表は14日の記者会見で、「悪の枢軸みたいに言われるのはちょっと(どうか)」と反発した。さらに「われわれは意見が合わなくてもあだ名を付けておとしめることはしない。ぜひ控えてほしい」と撤回を求めた。(参考)
また、玉木代表は「名誉毀損だ」と反発したうえで、東京電力福島第一原発の処理水海洋放出を巡る共産の対応に触れ「汚染水と内外に言いふらしている方が悪政ではないか」と強調。(参考)
連合は玉木代表に立憲民主党との対話を要請したが、立憲が手を結ぼうとしている共産がこれでは対話は絶望的だろう。
共産党は、『全体主義』と表現すれば猛反発し撤回させ、志位氏の長期委員長を巡って『独裁政党』と言えば反発する。志位氏は『悪政四党』を「あだ名ではなく事実だ」と述べているが、だとしたら『全体主義』『独裁政党』という表現も、言ってる方からすれば「あだ名ではなく事実だ」ということになるのではないだろうか。『人はダメでも自分は良い』はいかがなものだろう。
玉木代表は共産が処理水を『汚染水』と表現したことに触れているが、自衛隊を「違憲組織だ」と言いながら「自衛隊を国民の安全のために活用する」などと言い、やがては解体させようとしていることや、憲法改正を阻んでいて、さらに日米安保条約を廃棄して、友好条約に切り替えることを主張している。他にもスパイ防止法制定阻止など、国民目線からすればどちらが『悪政政党』だろうか。
そもそもだ。共産党が『善政政党』ならもっと国民から支持を集めていてもいいはず。議席を選挙のたびに減らしていることについてもっと考えた方がいい。