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川勝知事が「田代ダム案」容認の意思示す?リニア工事前進かと問われ「そうですね」⇒ネット「一体何があったのだ?」「これまでの時間はなんだったのでしょうか」「油断できない」




静岡県の川勝平太知事は28日の記者会見で、リニア中央新幹線静岡工区のトンネル掘削工事に伴う県外への湧水流出が懸念される問題を巡り、JR東海による対策案を容認する考えを示したと、共同通信が報じた(参考)。JR東海が示す対策案とは「田代ダム案」のことだろう。

川勝知事は「(有識者で構成する)県の専門部会で検討に値するとの意見をいただいており、尊重したい」と述べ、リニア工事について前進かと問われ「そうですね」とも回答したという。

一時は「トンネル掘削で出た水そのものを返せ」と滅茶苦茶なことを言っていたが、「田代ダム案」については、大井川流域自治体や大井川利水関係協議会が了解する見通しを示していた。JR東海が外堀を埋めてきたことが功を奏したのか。

ネット上では「一体何があったのだ?」「どういう風の吹き回しか」などと、驚きのコメントの一方で「これまでの時間はなんだったのでしょうか」「最初から賛成しろや」と、ここまでこじれた経緯に怒りを隠せない方もいた。

また、「調印するまで信じない」「なんかまた難癖をつけ始めるような気がして信用できないな…」「また土壇場であーだこーだ言うだろ」「油断できない」と懐疑的な意見も多くあった。

これまでの川勝知事を見ていると、工事を了解するまでは油断が出来ないという意見が出るのも当然だ。そして、水問題が解決しても残土問題が残っている。

川勝知事は9月に、静岡市の難波喬司市長が「(JR東海が提案する)燕沢(つばくろさわ)を候補地として進めるべきだ」との考えを示していることに対しては「難波市長のいうことを否定するつもりはない」と述べたうえで「私自身は懸念している」と述べていた(参考)。

ただ、残土問題についてもJR東海は地権者と現地を視察したり、静岡市に交渉を進め、水問題同様、外堀から埋めに行っている。







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