玉木代表、離党意向の比例議員について「党の議席だ。堂々と議員辞職し、その立場でやるべきだ」
国民民主党の玉木雄一郎代表は、3日のテレビ番組で、前原誠司氏と共に離党する意向を示した比例代表選出の議員について、「党の議席だ。堂々と議員辞職し、その立場でやるべきだ」と批判した。(参考)
榛葉賀津也幹事長も、11月30日の記者会見で「小選挙区で敗れて比例復活で当選した議員については、議員を辞職すべき」との考えを示していた。(参考)
また、玉木代表は、前原氏らの離党について「代表選挙は何だったのか。選挙後にノーサイドだと言っていたのに、極めて残念だ」と述べた。
比例議員の離党の度に持ち上がるこの問題。比例は党に対し票を投じられたものという認識が強く、比例議員が離党する場合は、党が辞職を求めるのは当然だ。
ネット上では「ルールを設けるべき」という声が多数あがっている。個人的には比例復活というシステムも何とかして欲しい。小選挙区で信任を受けなかったものが比例で当選するのは何とも釈然としない。
ネットの反応
比例選出の議員が離党したら議員辞職をして議席を党に戻すべきではあるが、これを実行した議員は殆どいないのが、これまでの歴史でもある。
議員の判断ではなく公職選挙法を改正し、ルール明確化する。それ以外に解決方法はないと思うが…。
議員の判断ではなく公職選挙法を改正し、ルール明確化する。それ以外に解決方法はないと思うが…。
比例で当選した議員は、離党したら自動的に議員辞職となるように法整備すべきです。
なぜかといえば、比例は「その人ではなく、党のもの」だからです。
これは玉木代表が正論であり、個人選出の小選挙区に対して、政党の比例区で当選した議員は党を去るなら議員辞職して議席を党に返還するのが本来の制度から考えても筋だろう。
比例代表当選議員に対してまだ法整備が出来ていないのは間違っています。離党しても比例代表枠を返却せず、議員を続けられる不思議なことです。