身内の大不祥事を報じないメディア!旧ジャニーズ事務所問題で沈黙した組織体質は変わらず?????
旧ジャニーズ事務所に対して、出来うる限りの忖度をしていたメディア。口をそろえて「反省」との言葉を言っているが、どうやらポーズだけのようだ。
旧ジャニーズ事務所問題にしろ、政治、社会の問題に舌鋒鋭く切れ込んでいる読売テレビ系、日本テレビ系の「情報ライブミヤネ屋」だが、呆れることに身内の不祥事について一切報じない姿勢を示したのだ。
旧ジャニーズ事務所問題で信用失墜が著しいメディア。信用失墜はまだまだ続きそうだ。
24時間テレビに関する不祥事、読売新聞社の社員の不正請求をスルー
政治問題から社会問題まで幅広く取り上げているお昼の情報番組、それがミヤネ屋だ。取り上げられた問題について司会者、そしてコメンテーターが舌鋒鋭く批判している姿がよく見られる。
しかし、だ。自社、系列局にとって不都合な事実は取り上げないようだ。
先日28日、日本テレビ系の日本海テレビジョンで驚くべき不祥事が発覚した。何と日本テレビ系が総力をあげて放送している「24時間テレビ」の寄付金等を合計約1118万円も着服していたことが発覚したのだ。そして着服した社員は27日付けで懲戒解雇になったと言う。(参考)
さらに、だ。日本海テレビジョンの不祥事が発覚したのと同じ28日、読売テレビの制作局に所属する社員が飲食費用として番組制作会社に不正請求させる行為が発覚したのだ。こちらの不正請求は合計1383万円に上るという。そして日本海テレビジョンと同様に、社員には懲戒解雇処分が下った。(参考)
ミヤネ屋にとって力の入れている「24時間テレビ」、そして自社で発覚した不祥事。当然取り上げられるものと思った。しかし、2つの不祥事について28日のミヤネ屋では触れられなかったと言うのだ。(参考)
二つの不祥事に触れなかったミヤネ屋だが、旧ジャニーズ事務所問題に関して8月には「テレビ局ももう1回、マスメディアを含めて襟を正して、こういうことはちゃんと報じなければいけないと思いますけどね」という言葉が番組内で飛び出している。(参考)
このような言葉が飛び出していたにも関わらず、2つの不祥事をスルー。
「襟を正す」という姿勢は全く感じられない。結局、なにがあってもメディアの忖度する姿勢、そして不都合な事実は報じない姿勢という姿勢は変わることがないようだ。
このような姿勢を見せていては、信用失墜に拍車がかかるに違いない。