立憲民主党の枝野さん「政治資金規正法の意図的な不実記載という大変、重い犯罪になる」→安住さんにも更なる説明を促すべきでは????
衆議院予算委員会に立憲民主党の枝野前代表が登壇した。久々に枝野前代表が予算委員会に立ったわけだが、岸田総理に対して政治資金問題で厳しく迫った。
いつもの立憲民主党議員なら批判一辺倒なわけだが、枝野前代表は傾聴に値する発言を行っていた。
かつて自らが所属した政党でもキックバックはあったと語り、問題の本質は政治資金収支報告書への不記載だと語ったのだ。
不記載について立憲民主党の安住さんも発覚し、訂正したと報じられた。ぜひ枝野前代表には安住さんにも、無用の誤解を生まない為にも更なる説明を求めてもらいたい。
枝野前代表、ぜひ安住さんにも説明責任を要求して下さい
立憲民主党の枝野前代表が衆議院予算委員会の集中審議で質問に立った。
枝野前代表は質問の中で「ノルマを超えた売り上げがあった場合、(収支報告書に)パーティー収入として計上する。頑張って売ったから、その一部または全部を、何らかの名目で事実上、売った人に戻す。戻した資金の移動も収支報告書に載せる。われわれもかつての政党では、そうしたパーティーはあった」と自身がかつて所属した政党の内情について明らかにした。(参考)
(出典 衆議院)
そして、だ。内情を明かした上で、キックバックについては「キックバック(還流)を否定するわけではない。われわれもかつての政党では、そうしたパーティーはあったし、褒められたことかどうかは別として違法ではない」とキックバックばかりに焦点を当てるメディアとは違った姿勢を示した。(参考)
批判ばかりで傾聴に値しない質問ばかりする立憲民主党の議員とは違い、貫禄を見せつけた枝野前代表。その枝野前代表は問題の本質は、「政治資金規正法の意図的な不実記載という大変、重い犯罪になる」と語り、不記載が問題であると指摘した。(参考)
枝野前代表の言う通り、当初から問題は政治資金収支報告書への不記載だったはずだ。それが「キックバック」が問題と論点がすり替わっている。
枝野前代表が指摘している問題の本質だが、その本質、つまり政治資金収支報告書への不記載は立憲民主党にもいた。国対委員長の要職を務めている安住さんだ。
安住さんは不記載があったとして、11月28日付けで政治資金収支報告書の訂正を行い、「私の責任だ。(追及で)先頭に立つ私が(訂正すべきだと)わかった段階で公表することは義務。申し訳ない」と記者団に語っている。(参考)
(出典 衆議院)
安住さんは記者団に語ったあと、更に説明したとは報道されていない。
この安住さんが記者団に語った内容だけでは、「意図的な不記載」なのかどうなのか皆目検討がつかない。少なくとも、無用な誤解を避けるために、きちんと説明を尽くすべきであろう。
枝野前代表は、是非とも安住さんに意図的か否かを根拠を持って証明する記者会見を開くように求めてもらいたい。