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立憲民主党の福岡県連、政治資金収支報告書に収入不記載だった福岡市議を処分!→一方、同党の国会議員で不記載が発覚も処分があったかは不明の矛盾!

国会で焦点となっている政治資金をめぐる問題。この問題は立憲民主党の地方組織にも飛び火している。

立憲民主党の福岡県連に所属する福岡市議が代表を務める資金管理団体が総額約336万円の収入を政治資金収支報告書に記載していなかったことが発覚したのだ。

そして、だ。県連の動きは迅速で9日には常任幹事会で役職を無期限で停止する処分を決めたと言うのだ。

年初には立憲民主党所属の衆議院議員に300万円の不記載があったと報道されているが、処分が下ったとの報道はなかった。

地方議員と国会議員では同じ問題でも対応が違うのか。立憲民主党には一貫した対応を求めたい。

収支報告書不記載が発覚した福岡市議に早々と処分!

国会で取り上げられている政治資金の問題。先日の衆議院、そして参議院で行われた予算委員会の集中審議でも立憲民主党の議員がこの問題を取り上げていた。

しかし、だ。大方の予想通り、立憲民主党にもその問題は跳ね返ってきている。

立憲民主党の福岡市議にも政治資金収支報告書の不記載があることが発覚したのだ。4日に政治資金収支報告書の訂正を行なったとのことだが、その不記載の額は、総額で約336万円にも上っていたという。参考

問題の当事者になってしまった福岡市議は、読売新聞の取材に対し「故意ではない。細部までチェックが至らなかった」と語っている。

国民にとって関心が高い問題ということもあってか、立憲民主党の福岡県連の動きは迅速だった。9日には常任幹事会を開き、福岡市議が務めていた県連幹事長代理の役職の無期限で停止する処分を決めたと言うのだ。(参考

いつもは後手後手になってしまう立憲民主党だが、今回に関しては対応が早かった。

しかし、だ。今回発覚した福岡市議と同額の不記載が発覚したにも関わらず、処分内容はおろか、処分があったのかすら不明な立憲民主党所属の国会議員がいるのだ。

それが鹿児島3区選出の野間さんだ。野間さんについて、年初に「政治資金収支報告書への記載が法律で義務づけられている寄付の収入300万円を記載していなかったことがわかりました。」とNHKが報じているのだ。参考

このNHKの報道があった時点で政治資金収支報告書の訂正は済んでいたようだが、事務所が「事務所内で再点検したところ、事務的ミスで記載が漏れていたとわかった。今後はこのようなミスがないよう2重3重にチェックしていきたい」とコメントするだけで、野間さん本人のコメントは報道されていない。


(出典 衆議院)

この野間さんの件が立憲民主党本部の所掌範囲なのか、立憲民主党鹿児島県連の所掌範囲なのかわからないが、今回発覚した福岡市議に対しての福岡県連の対応を見ると温度差を感じざるを得ない。

政治資金収支報告書への不記載という事実は同じであるにも関わらず、地方議員と国会議員では対応が違うのか。

立憲民主党には党内ガバナンスという意味でもしっかりとした基準を国政政党として設けてもらいたい。

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