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台湾の民間人からの支援金、4日で約7億4000万円に。蔡総統「日本有事は台湾有事」呉外交部長「今こそわれわれが思いやりの心を示す時だ」




能登半島地震を受けて、台湾が積極的に支援してくれている。

NHKによると、「台湾当局は、1月5日から募っている民間からの支援金が、7日までの3日間でおよそ3億9300万円にのぼったと明らかにしました」という(参考)。これだけでもありがたい話だが、1日経って8日、「台湾当局は4日、「日本有事は台湾有事」として6000万円の寄付を発表したが、これとは別に、8日には台湾の民間人からの募金が約7億4000万円に上ったことも明らかになった」とのこと。わずかい1日で募金額が倍になったという(参考)。募金は1月19日まで継続される予定で、募金総額はまだまだ伸びる見通しのようだ。

多くの台湾の方々が今回の地震に関心を持っていることがわかる。

台湾は日本が東日本大震災に襲われ、甚大な被害を受けた際にも積極的に支援してくれた。義援金の額は、記録では250億円を超えたという(参考)。

日本人はその恩を決して忘れない。2016年に発生した台湾南部地震では支援を行い、台湾から非常に感謝された。台湾政府は「台湾南部地震に対する日本の皆様の励ましと支援に感謝」とメッセージを公表した(参考)。

そして、今回も蔡英文総統が公式Xで「日本有事は台湾有事」と発信してくれていた。

 

呉釗燮外交部長も次のようにコメント。

呉氏は「台湾の人々と政府を代表して日本の被災者に改めて深い哀悼とお見舞いを表明する」とあいさつ。災害発生時、台湾と日本はいつも即座に相手のことを思い、双方の政府と人々は相互に支援の手を差し伸べてきたとし、2016年の台南地震や18年の東部地震で日本から即座に調査団や専門家チームが現地に派遣され、捜索や救助を支援してもらったことや、新型コロナウイルス流行下ではワクチン計420万回分が台湾に提供されたことを挙げ、「台湾に対する日本の友情は、われわれの心の中にずっとあり続けている」と述べた。

その上で、安倍晋三元首相や多くの日本の人々が「台湾有事は日本有事」の言葉をよく口にしていることに触れ、「今、私は皆さんに『日本有事は台湾有事だ」と伝えたい」と強調。台湾の人々に対し、「今こそわれわれが思いやりの心を示す時だ」と呼びかけ、「善の循環」をつなげていく姿勢を示した。

引用元 能登半島地震/台湾、能登半島地震の被災地支援に6000万円拠出 呉外相「ニッポン頑張って」

多くの台湾の方々が蔡総統と呉外交部長の想いに共感してくれて、募金を行ってくれている。本当に感謝しかない。

いざという時に支え合うことが出来る隣人がいることは非常に心強い。この様な関係こそ大事にしていかなければならない。







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