県議会自民会派など、川勝知事に「危機管理を預かるトップの判断として不適切」と抗議⇒知事不信任決議案を出すべきでは?
静岡県の川勝知事が、能登半島地震の被災地支援について話し合う中部9県と名古屋市とのオンライン会議を欠席し、地元メディア主催の賀詞交歓会に出席していたことを受け、県議会の自民会派などは、川勝氏に対し「危機管理を預かるトップの判断として不適切」とする抗議の申し入れを行った(参考)。
今後の議会でも問題視し、議会は荒れそうだ。
仮に、川勝知事の代理者が、知事の代理をしっかり務めていれば多少は非難は軽減されたかもしれないが「首長らが被害状況を共有し、支援方針を確認する中、静岡県関係者の発言はなかった」という(参考)。頭数を揃えただけなのだ。これについて川勝知事は、事前に馳浩知事と電話で支援態勢を確認し、人員を送っていたことで「我々は先行して救援に入っていた」と釈明。ここまでは言い訳としてまだいいとして(本当はよくはないが)、さらに驚きの発言をしている。川勝知事は会議について「会議の意義については「馳知事が『助けてください』と、各知事らが『やります』と言う会議で、聞くだけだった」とも語った」という(参考)。とんでもない発言だ。この程度の認識では地元メディアの賀詞交歓会を優先するわけだ。川勝知事は「次に失言すれば辞職する」と述べていたが、辞職に値する発言と行動ではないだろうか。
言うまでもなく、静岡県は、豪雨災害とそれに伴う熱海土石流災害の際には各自治体から支援を受けている。人の心があればもっと親身になって取り組むはずだ。
抗議だけでは生ぬるい。議会は早急に知事不信任決議案を出すべきだ。