馳知事、北陸新幹線金沢―敦賀の延伸開業控え「石川に来て」。金沢・加賀について「キャンセルしないでもらいたい」
馳浩知事は15日、被災地でのボランティアについての受け入れ時期の検討に入ったことをXで表明。
被災地でのボランティアについて、今週中には受け入れ時期を判断したく、
①安全の確保
②被災地のニーズを踏まえたもの
③自立型であること
を前提として、どのエリアに、いつ頃から入っていただくか、道路の復旧等のインフラの状況も見極めながら検討を進めております。… https://t.co/pkcHVuv4dv— はせ浩(馳浩)石川県知事 (@hase3655) January 15, 2024
これまではボランティアを拒否していたが、やっと受け入れられる状況になった。とはいえ、インフラ状況も回復し切っていない為、しばらくは自己完結できるボランティアの方を募集することになりそうだ。
また、馳知事は、北陸新幹線金沢―敦賀の延伸開業を3月16日に控え、県の災害対策本部会議後に「このような時こそ石川に来てほしい。被災地への支援もお願いする」と話した。
石川県の馳浩知事は15日、北陸新幹線金沢―敦賀の延伸開業を3月16日に控え、能登半島地震が起きたことについて「このような時こそ石川に来てほしい。被災地への支援もお願いする」と話した。県の災害対策本部会議後、報道陣の取材に答えた。
地震を受け、宴会や宿泊施設の予約取り消しが相次いでいると指摘。「観光してもらうことが、(甚大な被害があった)奥能登とは違う状況で頑張っている県民を支えることになる。過度にキャンセルしないでもらいたい」と強調した。
馳知事は、北陸新幹線金沢―敦賀の延伸開業の際には多くの人が石川県に訪れてくれるのを願っている。
現在石川県を訪問することを自粛する空気になっているようだが、能登は甚大な被害を受けたが、金沢などは現在も制限はかかっていない場所があり、金沢市観光公式サイトにも兼六園(※一部立ち入り禁止エリアあり)や近江町市場などが観光可能と紹介されている。
石川県は能登地方・金沢地方・加賀地方があり、馳知事は金沢と加賀は能登と違う状況にあり、観光は可能と説明している。
発災当初「能登への不要不急の移動は控えて」と発信したことが誤解を生んでいたようだ。
⚠️能登への不要不急の移動は控えて⚠️
能登へ向かう道路が渋滞し、物資が届かない、患者の輸送回数が減っているなど救援部隊も大変困っています。今日と明日からの三連休について、能登への不要不急の移動はくれぐれも控えてください。
被災者の命に関わります。皆様のご協力を何卒お願いいたします。 https://t.co/dMGZbBe8aS— はせ浩(馳浩)石川県知事 (@hase3655) January 5, 2024
この発信を受け、「石川県に行ってはならない」と思った人が多かったようだ。