
仲間石垣市議「中国船が徐々に石垣島に近づいて来ています」と危機感訴える
石垣市の仲間均市議は18日、Xに「以前は魚釣島の接続水域まででしたが徐々に石垣島に近づいて来ています」と危機感を訴えた。
中国船の領海侵入は“常態化”しています。昨年の出漁時に撮影した動画です。以前は魚釣島の接続水域まででしたが徐々に石垣島に近づいて来ています。国民が知っておくべき事実です。
日本の領海での漁継続へのご支援、情報拡散にご協力ください。https://t.co/tlm6U1JDCY#尖閣諸島は日本固有の領土 pic.twitter.com/iLk5shN6kQ— 仲間均 (@nakamahitoshi) January 18, 2024
八重山日報は18日、「第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域では17日午後3時現在、中国海警局の艦船4隻が航行している。尖閣周辺で中国船が航行するのは27日連続。」と報じた(参考)。尖閣周辺の中国公船による常駐化が続いている。
仲間氏が添付している動画では、仲間氏が「これは中国海警です。37ミリ砲を積んでいますね。元駆逐艦ですよね」と解説している。
また、仲間氏はこうも語っている。
尖閣諸島は歴史的にも国際的にも明確に日本の領土です。しかし現在、石垣の漁師達は中国海警を恐れ、豊かな漁場である尖閣諸島はもちろん、石垣の北部へ漁に行きたくても行けない状況です。
尖閣諸島は、針を落とせば魚が掛かる豊かな漁場です。尖閣諸島が中国に実効支配されると、沖縄の近海全てで漁が出来なくなることが容易に考えられます。
日本の漁民が日本の領海で漁をするだけのことが、どうして他国の領海侵犯による拿捕などの危険を恐れなければならないのでしょうか。
(出典 石垣市議会)
本当にその通りだ。
中山義孝石垣市長は、尖閣諸島を守るため、島の調査を継続して行い、石垣市は、尖閣諸島に関する情報発信や、国、県との連携の強化に向け、2024年度に「尖閣諸島対策室」(仮称)を設置する方針だ(参考)。
これだけ石垣市が危機感を持って対応しているのに、玉城デニー沖縄県知事には危機感が感じられない。中国は武装した船で領海侵入を繰り返しているのに、「わが国の領土・領海を侵害しかねない行為が頻繁に起こっている」と述べ、「県民に不安を与え、日中の友好関係に影を落とすものだ」と憂慮を述べただけだ(参考)。
武装船で領海侵入されて何が友好だろうか。威嚇してくる友好関係など聞いたことがない。
知事があてにならないから、石垣市や市長、市議がこうやって動いている。