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れいわ・高井氏「全国に2000隻以上あるフェリーを避難所に…。大阪万博、辺野古埋め立ては中止して、被災地にリソースを」⇒島しょ部などの住民の生活は?




れいわ新選組公式アカウントは、21日次のようなポストをした。

【能登半島地震 必要な支援は】
もうとにかく遅い、遅すぎます。岸田総理が被災地に入ったのは1月14日。発災から2週間後です。世界中の災害を調べましたけど、トップが現地に入るのは翌日か翌々日。遅くても4日後です。2週間後なんて例がありません。
6党の党首がわざわざ集まってですね、被災地入りの自粛を決めたと聞いてますけども、全く意味が分かりません。大名行列みたいにぞろぞろ行くから、迷惑になるんじゃないですか。リーダーが現地に行かないでどうすんですか。

我が党の山本太郎代表は、4日後と10日後に2度、被災地に、現地のNPOと一緒に入りました。
そこで聞いた声で一番多かったのはですね、「先の希望が持てない」ということなんです。

いつまで避難すればいいのか。
いつライフラインが普及するのか。
政府は何も示していません。

今、政府がやるべきは、
復興の見通し、ビジョンを示すことです。

我々は、被災地で直接聞いた声を「れいわビジョン」としてまとめて、総理に提案しています。
( https://reiwa-shinsengumi.com/comment/19639/ )

具体的には、
全国に2000隻以上あるフェリーを避難所にすること。
あるいは、
20万台近くあるキャンピングカーを国が借り上げて仮設住宅にする。
そして、
大阪万博、辺野古埋め立ては中止して、被災地にリソースを回す。

とにかくですね、今やるべきことは、
国が責任を持って、元の生活水準に戻す。
これを、被災地の皆さんに約束すること。
これ以外にありません。

対応が遅いだ何だと文句を後から言うのはれいわだけなく、立憲民主党などの議員にも複数見られる。

そもそも地元自治体が「来ないで欲しい」と、ボランティアを拒否している段階で、総理が現場を訪れたらどうなるか想像に易い。馳知事でさえ、県庁で陣頭指揮を執っていて、現地を訪問する暇すらなかった。自衛隊も一挙に万単位の隊員を送ることが出来ず、小出しに投入することしかできなかった。そういう状況を考えれば、今回の災害は稀なケースと判断できるはず。なぜ批判する議員たちは過去の地震のケースと同一視するのだろうか。

さらに驚くのは、「全国に2000隻以上あるフェリーを避難所にすること」と主張しているが、島しょ部等で日常的に利用している方々の生活のことは考えていないのだろうか?災害だけに注視するあまり、視野が狭くなるのは国会議員として致命的にセンスが無いと言わざるを得ない。

「20万台近くあるキャンピングカーを国が借り上げて仮設住宅にする」についても、できないことを平然と言うのは、自分たちがやらず、国にやらせることだから、他人事のように平気で言えるのだ。これを無責任という。

最後に、「大阪万博、辺野古埋め立ては中止して、被災地にリソースを回す」とあるが、単に反大阪万博、反辺野古移設なだけで、もっともな理由を付けようとしているにしか見えない。「防衛費削減して、被災地にリソースを回す」などと言わなかっただけマシかもしれないが。







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