泉代表が野党連携で政権交代の意向を表明⇒共産・小池氏「どういう政策で協力し、どういう政権を目指すのか議論したい」
立憲民主党の党大会で、泉健太代表が政権交代を目指す考えと野党連携を進める考えを示したことについて、共産党の小池晃書記局長のが歓迎。「重要な表明だ。どういう政策で協力し、どういう政権を目指すのか議論したい」と前向きなコメントを発表した。
共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で、立憲民主党に次期衆院選の連携に向けた協議を呼びかけた。立民の泉健太代表が4日の党大会で、政権交代を目指す考えを示したことを「重要な表明だ。どういう政策で協力し、どういう政権を目指すのか議論したい」と評価した。
2021年衆院選の際に立民を含む野党と事実上の共通政策に合意した経緯があるとも指摘。「信頼関係が積み上げられている。それを土台に前に進めたい」と語った。
さて、立憲側はどうするだろうか。支持母体の連合の意向を汲めば、国民民主党との連携を深めたいはずだろう。できれば日本維新の会も取り込みたいと考えているかもしれない。しかし、真っ先に食いついてきたのが共産だった。共産が立憲に近づくほど国民民主は離れていく。過去の選挙結果を考えれば、「非共産」の野党支持者も離れていくことは容易に推察できる。
立憲民主党が本当に政権交代を考えているなら、膨らむ無党派層からの支持を得るべく対応していかなければならない。新聞各社の世論調査では、無党派層は4割を超えている。はたして、立憲と共産が連携して、どれほどの無党派層からの支持が得られるだろうか。
ネットの反応
「政権交代」を目的にしている政党なんかに票なんか入れられる訳が無い。政権交代は政策実現の手段であって目的では無い。立憲民主党、そして日本共産党も民主党政権が何故無残な結果に終わったのかを何も分かっていないし反省もしていない。
立憲が本気で政権交代を目指すなら、共産党ときっぱり縁を切らなきゃ。
共産党も、牙城である京都の市長選で立憲が自民と連携し、保守分裂という絶好のチャンスを逃した直後なのに立憲に尻尾を振ってますね。
立民の発信は明らかに維新・国民に秋波を送ってるのに、共産が「俺の出番やな?」と腕をまくる。コント感がすごい。
共産党の政権与党入りなどありえません。その可能性があると判明した時点で、立憲民主党の連立政権構想は破綻です。