立憲議員、露国営メディアで「ウクライナ支援の理由ない」「ロシアが悪はあり得ない」⇒ネット「立憲のスタンスだと誤解されかねないぞ」「ウクライナが善かどうかは知らんがロシアはアウト」
立憲民主党の原口一博衆院議員がロシア国営メディア「スプートニク」のインタビューに応じ、「日本ファーストで考えたらロシアと敵対する理由はみじんもない。ウクライナを支援する理由もどこにもない。ロシアが悪で、ウクライナが善という考え方は歴史を見てもあり得ない」と語ったという。
立憲民主党の原口一博元総務相がロシア国営メディア「スプートニク」のインタビューに応じ、ウクライナ情勢について「日本ファーストで考えたらロシアと敵対する理由はみじんもない。ウクライナを支援する理由もどこにもない。ロシアが悪で、ウクライナが善という考え方は歴史を見てもあり得ない」と持論を述べた。
インタビューは今月5日に行った。原口氏は「ロシアと日本の間は長い友好の歴史がある。この短い時間で反故にしては絶対ならない」と強調した。欧州連合(EU)のウクライナへの支援については「腐敗した政権の、腐敗した官僚や政治家の懐に入っているのではないか」と疑問視した。
欧米がウクライナに武器の提供を続けていることに関しては「腐敗した政権に渡せば横流しされるのは歴史の常だ。ウクライナがいかに腐敗し、武器が横流しされているかについて議論は今までのステージとは違う」と指摘し、自身の主張に理解が広がっているとの見方を示した。
さらに「周りは最初はとにかくウクライナが善でロシアが悪だというプロパガンダ(政治宣伝)にのせられた人が多かった」と振り返り、「ウクライナは中国と核協定を結んでいる。中国を仮想敵のようにいう日本が、中国が核協定を結ぶウクライナにこれほどの支援する理由がどこにあるか」とも語った。
「ウクライナ支援に最大限の努力を行う」が立憲の立場だったはず。また、昨年9月に、原口氏はウクライナが「ネオナチ政権」だと受け取られかねない発言をしたが、泉代表は「本意ではないと言っている、と聞いている。いずれにせよ、間違いなく立憲民主党としては「ウクライナはネオナチ政権ではない」。これは当たり前のことだ。党がそういう立場に立つものではない。党はウクライナを支援している」と述べていた(参考)。発言を巡って、岡田幹事長は、重大な誤解を招きかねず不適切だとして、原口氏を口頭で注意したと発表した(参考)。
これ以外にも党の見解と違う行動を原口氏は行っている。福島第一原発の処理水放出を巡っては、韓国野党の「汚染水放出反対」に同調。立憲民主党の見解は「処理水」で処理水の安全性は「科学的には決着がついている」と認めていた。原口氏はその後、「野党の側にも海洋放出容認派がいるから政権のチェックもままならない」と主張していた(参考)。
どうやら完全にお荷物議員になってしまったようだ。今回の発言を受けて、立憲はどう対応するのだろうか。
ネットの反応
党として早急に対処しないとまずいことになりそう。
ロシア領に攻撃してないウクライナに侵攻してる時点でダメだろ。ウクライナが善かどうかは知らんがロシアはアウト。