高市氏、記者の質問に不快感。「セキュリティー・クリアランス」制度導入と次期総裁選出馬の関連問われ「そこまで言われると大変落胆する」「心血を注いで取り組んできた」
高市経済安保相は13日の記者会見で、「セキュリティー・クリアランス(SC、適格性評価)」制度の創設に尽力したことを巡り、自身の総裁選出馬への足固めではないかとの記者の質問に対して、「全く関係ない。そこまで言われると落胆する」と不快感を示した。
高市氏は会見で、「一部報道で総裁選の足場固めとの見方が出ている。こういう側面もあるのか」と問われると、「もうちょっと、そこまで言われると大変落胆する。(令和5年9月の就任以来)1年半かけて心血を注いで取り組んできた制度だ。日本企業の海外のビジネスチャンスを広げるためにも、日本の情報保全をしっかりしたものにするためにも必要な制度だ」とため息まじりに答えた。
SC制度を巡っては「法案の検討に当たっては、国民の知る権利やプライバシー権を不当に侵害しない制度にしていくのは当然のことだ」とも強調した。
フリーの記者はSC制度について質問する前に、高市氏が岸田首相に対し2025年大阪・関西万博の延期を進言し、その後に能登半島地震対応と万博成功の両立を図る考えに展じた経緯について、皮肉めいた質問も繰り返していた。
(出典 高市早苗公式YouTube)
これぞ下衆の勘繰り。記者会見動画を確認したが、他の記者と比べ、下品さが際立っていた。
【参考:2024年2月13日 高市早苗経済安全保障担当大臣 記者会見】
自民党の議員らもコメント。
国益のために必死に政策実現を目指しているのに何でも政局と絡められるとうんざりしますよね…
「大変落胆する」高市経済安保相が機密資格制度の導入と総裁選の関係問われ不快感あらわ(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))
https://t.co/5gsz8lEXNE— 小野田紀美【参議院議員/岡山】 (@onoda_kimi) February 13, 2024
高市大臣はご自身にとっての損得よりも【日本にとって重要か否か】を言動の基軸にされています
難易度の高い国益を実現する為には、戦略性と誠実さを両立させてこそ、と
高市氏「全く関係ない」と不快感あらわに 肝いりのSC制度と次期総裁選出馬の関連問われ https://t.co/eRpwAJPCpM @Sankei_news
— 有村治子(参議院議員・全国比例) (@Arimura_haruko) February 13, 2024
他にも記者に対し怒りのコメントが殺到
>「大変落胆する」高市経済安保相が機密資格制度の導入と総裁選の関係問われ不快感あらわ
稀に見る愚問だ!もっと怒り狂ってもよろしいかと。 https://t.co/Gxm0vbn5zp
— 長尾たかし・前衆議院議員 (@takashinagao) February 13, 2024
G7諸国の中で、わが国にだけないセキュリティクリアランス制度の創設は、国益に資する。かつ、経済安全保障担当大臣が一丁目一番地で職務として成立させる必要がある。経済安全保障のいろはのいも判らぬ無知な記者。その無知ぶりにこちらが恥ずかしくなる。無知は無敵だhttps://t.co/is7gPnfHZu
— KOJI HIRAI 平井宏治 (@KojiHirai6) February 13, 2024
高市さんは、国益のために全力を尽くしてるだけですわ。