【除名か否か】現役党員らが、田村委員長の発言を「パワハラ」と反発。謝罪・撤回求める
共産党の田村智子委員長の発言が「パワハラ発言」として、現役党員らが撤回と謝罪を求めたという。
共産党の現役党員ら11人が15日、東京都内で記者会見を開き、1月の党大会で田村智子委員長が「パワハラ発言」をしたとして撤回と謝罪を求めた。党大会前の1月11日に7人が臨んだ会見に続き2回目。共産党の現役党員が指導部を批判する事態は極めて異例だ。
田村氏の発言は1月18日、新委員長に選出される前にあった。著書で党首公選制導入を訴えた党員への除名処分を問題視した大山奈々子神奈川県議の意見について、「あまりにも党員としての主体性、誠実さを欠く」などと糾弾した。
会見では、出席者の1人が田村氏の発言を映像で紹介し、「(大山氏には)一切反論する機会がない。たくさんの参加者がいる中でこうした発言がされて、ネットにも公開される状況にあった」と指摘。その上で「(新委員長としての)門出の仕事がパワハラから始まったことを非常に残念に思う」と述べた。また、別の出席者は「(映像で発言を改めて聞き)悔しくて泣けてきた」と涙を流した。
「(発言の)パワハラ部分の撤回、大山氏への謝罪を要求していく」と主張する出席者もいた。「警告を無視するならば事実関係の告発などを通じて党内のハラスメントの撲滅、被害者の救済を求める戦いを続けていく」と訴えた。
共産指導部は田村氏の発言について「発言内容への批判であり、人格を傷つけるものではない。パワハラとの指摘は違う」(小池晃書記局長)としている。
注目されているのは、糾弾した党員たちへの処分があるかどうかだ。多くの人が「除名・排除されるのでは」と感じているようだ。
ネットの反応
党大会での田村委員長の「結語」は、大山奈々子・神奈川県議に対するパワハラです。「誠実さを欠く」「節度を欠く」などという大山氏への批判は、人格攻撃。共産党は人権の擁護を訴えているだけに、言行不一致と批判されても仕方ないでしょう。
この方たちも粛々と除名・排除の道をたどるのでしょうね。
言論の自由を主張し、政府批判を一番している政党が、党内の党への批判者を除名にするのは、言論の自由を逸脱する行為であり、国民から他党からも批判される事態となってしまっている。
実に共産党らしい発言でいいと思います。変わる必要は無いし、こういう人達が迎合され固まることで棲み分けが成立するのです。支持者がいいというならそのままであり続けるべきです。
共産党は委員長は代わったが、体質はまったく変わっていないことが分かった。
党員の主張は世間一般的には「ごもっとも」という内容。しかしこれとて、共産党は「民主集中に反する」との摩訶不思議な理由で除名しかねない。