岡田幹事長の、再度の国民民主党方針言及に、榛葉幹事長「非々非々でやれって言うの?是々非々でやるに決まってるじゃない」「また上から目線。普通、言わないよ」
岡田幹事長は10日、国民民主党について、「考え方を改めて、野党がまとまっていくべきだと考えるなら、懐深く対応していきたい」と述べ、それについて、国民民主の榛葉賀津也幹事長が12日の党大会で、「大きなお世話だ」と批判した。しかし、その後の13日の記者会見で、岡田幹事長は、またも国民民主党について「改めるべきは、与党とも是々非々でやる考え方だ」と、他党の方針について口を出した。
「大きなお世話だ」と批判した榛葉幹事長は、16日の定例会見でも「岡田先生、何を考えているんだろう」「また上から(目線)だね。そんなこと普通、言わないよ」と反論した。
国民民主党の榛葉(しんば)賀津也幹事長(56)が16日、国会内での定例会見で、立憲民主党の岡田克也幹事長(70)が13日の会見で国民民主に対し「改めるべきは、与党とも是々非々でやる考え方だ」と発言したことについて「是々非々の姿勢を改めるって…政治は常に是々非々じゃないの。是は是。非は非でしょ。それを改めるってどういうことなの。非々非々でやれって言うの?是々非々でやるに決まってるじゃない。岡田先生、何を考えているんだろう」と反論した。
榛葉氏は「また上から(目線)だね。我々は立ち位置をまったく変える必要はない。(岡田氏の発言を)直接聞いてないからね。誤報じゃないの。そんなこと普通、言わないよ」と皮肉った。
(出典 国民民主党公式YouTube)
榛葉幹事長の主張はごもっとも。他党の方針に口を出すなんて異常だ。
岡田幹事長はどうしても国民民主を下に見たいらしい。兄弟政党の弟分とでも思っているのだろう。政党間の関係は対等であるべきで、とても失礼な考え方だ。このような考え方で、もし野党一本化が成立しても、立憲有利に物事が進むのは目に見えている。
政治資金問題など、自民党に不祥事があったら猛追及することは批判しない。しかし、政策の内容については、榛葉幹事長が主張する通り、是々非々で行っていくことを多くの国民が望んでいると思う。それなのに、対立姿勢で国会を停滞させようとするから立憲の支持が伸びないのだ。
ネットの反応
批判をしっかりするなかで、認めるべきところは認めないと国政は進まなくなる。
立民の岡田さんからは、出自が良くて一瞬であっても栄華を極めただけに、常に上からの目線を感じます。蓮舫や辻元といい、これだけの人材?を抱えてしまった泉代表には同情を禁じ得ません。