政府、領土・主権展示館で「日本の『かたち』を描く─日本海の島々の認識の変遷─」を配布
政府の領土・主権展示館で「日本の『かたち』を描く─日本海の島々の認識の変遷─」を配布。
竹島について、韓国の誤った認識を解説し、日本固有の領土であることを説明している。
2月22日は「竹島の日」だ。日本固有の領土である竹島(島根県隠岐の島町)が韓国に不法占拠されてから今年で70年になる。政府の領土・主権展示館(東京・霞が関)は今月、韓国側の主張の誤りを理解してもらう狙いも込め、竹島と近くにある韓国の鬱陵(うつりょう)島を巡る日本の認識や地名の変遷に関する小冊子を発刊した。江戸時代に竹島は「松島」、鬱陵島が「竹島」と呼ばれていた経緯を紹介。竹島は一貫して日本領として認識されていた実態がうかがえる。
■江戸時代から航海の中継地
冊子のタイトルは「日本の『かたち』を描く─日本海の島々の認識の変遷─」。同館で開催中の企画展「日本の『かたち』を描く」で配布している。
中略
■太政官指令は韓国の主張覆す
鬱陵島を巡っては、1780年代後半にフランスの航海家や英国の探検家が別々に測量した結果、緯度経度にずれが生じ、欧州の地図で鬱陵島と架空の島が併存した時期があった。冊子では欧米の地図で架空の島が描かれた結果、架空の島が「竹島」、鬱陵島が「松島」と呼ばれるようになった経緯を指摘。その名称が幕末に日本にも伝わったものの、日本の軍艦が1878~80年に朝鮮半島周辺海域を測量した結果、「架空の島」が存在しないことが確認された過程も触れている。
一方、明治政府が1877年3月に発出した太政官指令は「竹島ともう一つの島は日本と関係ない」と記されており、韓国は「竹島」が現在の鬱陵島、「もう一つの島」は「松島」(現在の竹島)と主張し、明治政府が現在の竹島の領有権を否定した根拠に利用している。
以下略
参考;企画展『日本の「かたち」を描く ─地図・海図編纂にみる領土・海洋認識の変遷─』
(出典 内閣官房 領土・主権展示館)
大変良い試みだと思うが、もっとメディアに協力を求め、広く国民に周知させなくてはならない。産経新聞以外が取り上げていないことが非常に残念だ。もっと国民の後押しを得られるように、本来ならNHKが番組で扱ってもいい話だ。
国内の展示館でいくら訴えようが、韓国を納得させなければ解決にはならない。韓国のみならず、海外にも積極的に伝えるべきと考える。
日韓関係を改善させたい気持ちはわかるが、主権問題は絶対に譲ってはならない。韓国が70年間も不法占拠を続けていることをもっと深刻に考え行動すべきだ。
ネットの反応
日本語でも英語でも世界に向けてこのことを発信してもらいたい。