• HOME
  • その他
  • ついにメディアも「トヨタが正しかった」と報じだす。メディアが先を読めていなかったでは?

ついにメディアも「トヨタが正しかった」と報じだす。メディアが先を読めていなかったでは?




プレジデントオンラインは4日、「結局、豊田章男会長の未来予測が正しかった…アメリカで「日本製ハイブリッド車」が爆発的に売れている理由」を配信。

記事冒頭には「アメリカで電気自動車(EV)の販売不振が顕著になっている。ジャーナリストの岩田太郎さんは「バイデン政権はEV販売に高い目標を掲げているが、実際にはまるで売れていない。その代わりに売れているのは、日本製のハイブリッド車だ」という――。」とあった。

面白いことに、プレジデントオンラインは2022年2月7日には「「このままでは日本車は消滅する」和製EVが海外では検討すらされないという現実を見よ」を配信。

冒頭には「電気自動車(EV)を世界に先駆けて発売したのは、三菱や日産という日本の自動車メーカーだった。ところが、現在のEV市場で日本勢の存在感はほとんどない。元東京大学特任教授の村沢義久さんは「このままでは日本車は消滅してしまう」という――。」とあった。

これはプレジデントオンラインに限った話ではない。大手新聞社も過去には「トヨタ:HV戦略に誤算」「日本メーカーは遅れている」「日本はEV後進国」と報じ、日本を叩いていた。だが、最近になって「アメリカでEV販売失速、トヨタのHVがテスラのEVを逆転…値段手頃で燃費いいHVが見直される」(参考)「燃費・価格お手頃、米でHV人気 伸び悩むEV、充電設備不足・航続距離弱点 戦略転換するメーカーも」(参考)などと報じだし、流れが変わった。

しかし、メディアが「日本は遅れている」と報じていた時にも、ネット上の反応はEVに消極的だった。EV車自体にも懐疑的だったし、「電力はどうするのか」とインフラの問題も多く指摘されていた。実に冷静に見ていたことが解る。

「トヨタが正しかった」というよりは、メディアが先を読めていなかったという方が正解だろう。もちろん欧米もだが。

日本企業の技術力と先見性を馬鹿にしていてはいけないとあらためて思った。







この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!