有村氏が外国人のパーティー券購入制限を訴える。岸田総理「問題意識を共有」⇒小野寺氏「法改正を後押しして参ります」
自民党の有村治子参院議員は６日の参院予算委員会で、外国人の政治資金パーティー券の購入を問題視。岸田総理に質問したところ、岸田総理は「問題意識は共有する。自民党として何ができるかを考えたい」と述べた。
自民党の有村治子参院議員は６日の参院予算委員会で、岸田文雄首相に対し、外国人による政治献金が禁じられる一方、政治資金パーティー券の購入は認められている現状について「事実上どちらも政治活動への経済的支援に変わりはない。外国人によるパーティー券の購入をただしていかなければ、日本の政治が外国勢力から支配や干渉を受ける制度的な脆弱性を持ち続ける」と述べ、法改正を訴えた。
首相は「政府としてさまざまな分野で外国の機関による工作が行われているとの認識で情報収集・分析に努めている」とした上で、「問題意識は共有する。自民党として何ができるかを考えたい」と述べた。
有村氏は「特定の外国の人が日本の政治家からパーティー券を買い続け、参政権がないにもかかわらず少なからず経済的支援を続けているとすれば、相当の(政治的)動機があるはずだ」とも語った。
「外国からの干渉や工作等に対処できるよう、法改正を後押しして参ります」と、小野寺五典元防衛相。
総理は外国人によるパーティー券購入禁止提案に「自民党として考える」と答弁。現行の #政治資金規正法 は外国人・外国法人からの寄付を禁止していますが、パーティー券購入には制限を設けていません。外国からの干渉や工作等に対処できるよう、法改正を後押しして参ります。https://t.co/2U8nwW2bWI
— 小野寺 五典 (@itsunori510) March 6, 2024
白川司千代田区議は「やっと本丸に切り込んでくれた有馬治子氏を評価。自民党はもちろん野党だってダメ。法律で禁止すべきだ」とコメント。
外国人のパーティー券購入の禁止について、岸田首相が「自民党として考える」と答弁。
やっと本丸に切り込んでくれた有馬治子氏を評価。自民党はもちろん野党だってダメ。法律で禁止すべきだ。
外国人のパーティー券購入禁止 首相「問題意識を共有」｜日本経済新聞https://t.co/hndXU8HcWy
— Tsukasa Shirakawa（白川司） (@lingualandjp) March 7, 2024
勿論その通り。与野党関係なく禁止すべき。
別の報道によると、岸田総理は、有村氏の質問に対して「外国による日本の政治、その他の分野に関する情報収集や日本各界への影響工作など日本への有害活動に的確に対処することは重要だ」と語った（参考）。そのうえで、「問題意識は共有する」と述べた。既に問題意識は共有されているようなので、後は実行するだけだ。是非、リーダーシップを発揮していただきたい。