大野知事、クルド人や支援団体への「ヘイトスピーチは地域社会から徹底して排除されなければならない」⇒地域住民の不安解消は?
川口市で問題視されているクルド人問題。ネット上でもクルド人に対する批判的な意見が目立つ中、埼玉県の大野元裕知事は、て「ヘイトスピーチは地域社会から徹底して排除されなければならない」と述べた。
埼玉県川口市などに住む少数民族のクルド人や支援団体への差別的な言動、いわゆる「ヘイトスピーチ」が相次いでいる問題について、埼玉県の大野知事はきょうの会見で、「ヘイトスピーチは地域社会から徹底して排除されなければならない」と述べました。
この問題は、埼玉県川口市などに住む少数民族のクルド人や支援団体への差別的な言動、いわゆる「ヘイトスピーチ」が相次いでいるものです。
きょう午後、埼玉県の大野知事は定例の記者会見で、「クルド人に限らず、ヘイトスピーチは地域社会から徹底して排除されなければならない」と話しました。
大野元裕 埼玉県知事
「県民の皆様についても、1人1人がヘイトスピーチを許さないという思いを持って、日本人と外国人がともに地域を支える共生社会の構築を目指していきたい」以下ソースで
(出典 埼玉県)引用元 「ヘイトスピーチは徹底して排除されなければならない」埼玉・大野知事がクルド人や支援団体への「ヘイトスピーチ」問題に言及
確かに、一方的なヘイトスピーチは排除されなければならない。しかし、本件においては、地域住民の危機感も伝わってきている。
かねてから問題視されていたクルド人問題だが、昨年7月、「埼玉県川口市で今月初め、トルコの少数民族クルド人ら約100人が病院周辺に殺到、県警機動隊が出動する騒ぎとなり、救急の受け入れが約5時間半にわたってストップしていた」(参考)という問題が報じられ、それ以降、クルド人に対する問題が一気にクローズアップされ、地域住民の不安が紹介されてきた。
最近でも難民申請中のクルド人が女子中学生に性的暴行をしたとして埼玉県警川口署に逮捕されたという報道もあった。もし、クルド人への批判をヘイトスピーチとするならば、背景にある地域住民が抱える不安を取り除くべき。例えば、不法滞在者の対策に、国と連携して乗り出すべきと考えるが、大野知事にその気はないのだろうか。
また、大野知事は「日本人と外国人がともに地域を支える共生社会の構築を目指していきたい」と述べているが、相手にその気があるのだろうか?日本のルールを守らせなければ、日本において共生社会の構築は実現不可能と考える。もし、地域住民にルールを守らない外国人も受け入れろとなれば、今度は地域住民の不満が爆発するだろう。
人権重視は結構なことだが、優先すべきは日本国民と健全に暮らす外国人でなければならないと思う。