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東京新聞「日の丸・君が代」に従わない教員を全力擁護。過去には「国旗国歌の尊重は当然だ」の最高裁判決も




東京新聞は28日「女性教師が涙の訴え「生徒の人権のためだった」 「日の丸・君が代」に従わず、再任用されない春を迎えた」を配信。

記事冒頭には「卒業式や入学式での「日の丸・君が代」強制を20年以上続ける東京都教育委員会。今年も、過去に不起立を理由に処分を受けた教員の再任用を拒否した。国際機関は是正を求めてきたが、強制の根拠となる通達は撤回されていない。思想・良心の自由を掲げる教員らは、都教委からの圧力が変わっていない現状を訴える」とあった。

2018年にはこんな報道があった。

国歌斉唱で起立しなかった教職員に対し、定年後の再雇用を拒否した東京都の判断について、最高裁が合法と認めた。当然の判決である。

国旗、国歌に敬意を払わない者が教師としてふさわしいか、考えるまでもない。その地位を与え続けるべきでもない。

訴えていたのは都立高校の元教職員22人だ。

東京都教委は卒業式や入学式の国歌斉唱時、国旗に向かい、起立して斉唱するよう、校長を通じ教職員に職務命令を出している。

元教職員らは在職中、これに従わずに減給や戒告処分を受け、定年後の再雇用選考に申し込んだが、不合格などとされた。

1審は都教委の対応が「裁量権の範囲の逸脱・乱用にあたる」などとして賠償を命じ、2審も支持した。背景には、国旗を引きずり下ろすといった妨害行為をしたわけではなく、1~2回の処分などで再雇用を拒否するのは酷だという考えがある。

しかし、最高裁は不起立について「式典の秩序や雰囲気を一定程度損なうもので、生徒への影響も否定できない」と指摘し、1、2審の判断を覆した。

門出などを祝う重要な節目の行事で、一部教職員が座ったままの光景がどう映るか。生徒らを顧みず、教職員個人の政治的主張や感情を押しつけるもので、教育に値しない行為だ。

起立・斉唱の職務命令を「強制」などと言い、相変わらず反対する声がある。しかし、国旗と国歌を尊重するのは国際常識であり、強制とは言わない。

最高裁は別の訴訟でも、都教委の職務命令は「思想、良心を直ちに制約するものではない」などとして合憲の判断を示している。

引用元 「不起立教員」敗訴 国旗国歌の尊重は当然だ

東京都教委が校長を通じ教職員に職務命令を出している限り、従うべきと考える。企業でいえば社命だ。もし嫌なら教育委員会が所管していない私立高校の教員になればいい。

確かに、国歌の起立・斉唱は国民に対する強制ではないが、どこの国でも国歌に敬意を払うのは常識だ。教員も国民だという意見もあるが、教員は生徒の模範にならなければいけないという考えが欠如していると言わざるを得ない。上記の最高裁判決は当然のことだ。

東京新聞の記事には「自分のために反対したのではなく、生徒の人権が守られるために反対してきた。」とあるが、生徒に起立・斉唱は誰も強制していない。もし反発する生徒がいれば、教員が理解を示せばいいだけだ。一部の生徒が反発したからと言って、教員が起立・斉唱を拒否する理由にはならない。







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