台湾東部沖震源、岸田総理「要請に応じて台湾に早急に支援を」
台湾東部沖を震源とする地震の影響で、沖縄本島地方などへの津波警報発令が出された。これを受け政府は首相官邸内の危機管理センターに官邸連絡室を設置。警察庁も災害警備連絡室を設置し情報収集にあたっているが、午前11時10分現在、地震や津波による人的被害の情報は入っていないという。
また、岸田総理は台湾における被害について「要請に応じて台湾に早急に支援を行っていく」と述べた。
岸田首相は3日午前、首相官邸で開かれた会合で、台湾付近を震源とする地震について、「政府として情報収集など必要な対応に万全を期していく。要請に応じて台湾に早急に支援を行っていく」と述べた。
政府は3日午前9時1分、沖縄本島地方などへの津波警報発令を受け、首相官邸内の危機管理センターに官邸連絡室を設置した。林官房長官は同日午前の記者会見で、津波に関し、「現在のところ、人的、物的被害の情報はない」と説明。台湾での邦人被害についても、「現時点で情報には接していない」と語った。
台湾の被害については
台湾メディアによると、花蓮では複数の建物の1階部分がつぶれた。上階に閉じ込められた住民を、はしごを使って助け出す救急隊の姿も見られた。
花蓮の海岸沿いの山では大規模な土砂崩れが発生し、茶色い土煙が海になだれ込んだ。倒壊した建物では、1階が押しつぶされ、窓から幼児を救出する住民の姿が見られた。建物の外壁の一部は崩れ落ちていた。
とのこと。
台湾の要請があり次第、即座に対応できるよう準備しておいていただきたい。
台湾の方々の無事をお祈りしています。