矛盾!泉代表「二世三世ばかりじゃない政治を作ろう」、蓮舫さん「二世三世にはわからないでしょう。」→過去に世襲批判していたのに、なんで補選で世襲を擁立するの??
4月に行われる衆議院議員の補欠選挙。
立憲民主党にとって勝利が至上命題となる補欠選挙だが、言っていることとやっていることがかなり違う。
自民党の世襲に対して厳しい批判の声を上げているが、補欠選挙の立憲民主党の候補者をみると3人中2人が世襲なのだ。
自民党の世襲は悪で自らのところの世襲は善なのか。ここでも身内への甘さがよくわかる。
過去の世襲批判は何処へ??
4月に行われる衆議院の補欠選挙。気合が空回りしているのか、補欠選挙を応援するため、立憲民主党所属の国会議員のXへの投稿が公職選挙法が禁じる事前運動に該当するのではないかと疑念を呼んでいる。(参考)
この公職選挙法の禁じる事前運動の疑いについては、案の定、説明責任を果たす姿勢すら見受けられない。他人に厳しく身内に甘い立憲民主党の典型だが、補欠選挙について更に身内への甘さを見せている。
泉代表は昨年10月に行われた補欠選挙の応援演説で「二世三世ばかりじゃない政治を作ろう」と語っている。(参考) 野田元首相は国会質疑で「世襲が多すぎる。ルパンだって3世まで」と岸田総理に対して発言していた。(参考)
(出典 衆議院)
そして蓮舫さんに至っては、総支部長の決定にあたって「二世三世にはわからないでしょう。」と発言し(参考)、世襲に対して批判的な立場であることを鮮明にしていた。
(出典 参議院)
しかし、だ。立憲民主党が必勝を期す、補欠選挙の候補者を見てみると、3人中2人が世襲なのだ。
世襲に対して批判的な見解を示していながら、世襲候補者を堂々と擁立する神経がわからない。
世襲に批判的な立場であったはずの泉代表は、世襲候補者と一緒に選挙区を回り、「われわれ立憲民主党は新しい政治を作る」と主張している。(参考) 世襲候補を擁立していながら、「新しい政治をつくる」とは片腹痛い。
蓮舫さんも、過去の世襲批判のことをすっかり忘れてしまったのか、Xで世襲候補を「応援しています」という始末だ。(参考)
世襲批判をしていたと思えば、世襲候補を擁立する立憲民主党。こんな矛盾する姿勢を見せていてはいつまで経っても支持が集まるわけがない。
泉代表、そして蓮舫さんには自身の言葉の軽さを猛省してもらいたい。