【政府の輸出先の多角化に向けた取り組みが成功】ホタテ輸出が回復 米国向け輸出量が急増
福島第一原発の処理水海洋放出を巡って、中国が日本産水産物の輸入全面禁止措置をとったことで、ホタテなどの水産物が大ダメージを受けた。これを受け、政府は輸出先の多角化に向けた取組みを行ってきたところ、自民党が「ホタテ輸出が回復 米国向け輸出量が急増」と発信した。
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https://t.co/VF99cubVWs— 自民党広報 (@jimin_koho) April 10, 2024
ホタテはわが国の農林水産物・食品輸出で主力産品の一つです。その輸出額が、着実に回復しています。農林水産省が発表した統計によると、今年2月のホタテ輸出額は昨年同月比で9パーセント増となり、中国による輸入停止措置から約半年で、新たな販路開拓といった取り組みが実を結びつつあります。政府与党では引き続き、海外でのプロモーション活動等に力を入れています。
昨年8月にわが国が東京電力福島第一原子力発電所の多核種除去設備(ALPS)処理水の海洋放出を行ったことに伴い、中国はわが国の水産物の全面的な禁輸措置を継続しています。わが国は科学的根拠に基づかない措置の撤廃を中国に求める一方、特に中国向けの輸出量が多いホタテについては、その影響が懸念されてきました。昨年10月には、ホタテの輸出額は対前年度比35パーセントにまで減少。中国に代わる販路開拓や、国内外での新たな加工・流通体制の構築が急務でした。
(出典 自民党)
昨年11月1日に「米政府がホタテなど日本の水産物買い取り、米軍基地で販売へ…「トモダチ作戦の精神」」(参考)と読売新聞が報じたが、上グラフと照らし合わせても、同時期から急激に輸出額が伸びている。
中国の輸入禁止を受け騒がれたが、多角化に向けた取組みが成功し、輸出額が伸びている。