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高浜原発4号機、今日にも原子炉起動か。関電計画、原発の設備利用率21年ぶりに8割超の見込み




高浜原発4号機が予定より3週間遅れで原子炉を起動させる。

定期検査中に蒸気発生器の伝熱管に傷が見つかった高浜原発4号機について、関西電力は予定より3週間遅れで、23日夜に原子炉を起動します。

関西電力によりますと、高浜原発4号機は、去年12月から行っていた定期検査で、蒸気発生器の伝熱管4本に傷が見つかりました。2次系の配管の材料に鉄分が固まって付着したのが原因とみられ、傷の見つかった伝熱管は栓をした他、高圧洗浄装置で蒸気発生器内の洗浄を進めてきました。

24日早朝に核分裂反応が連続して起こる「臨界」に達する見込みです。26日には発電機と送電設備をつなぐ「並列」作業に入り、5月21日に営業運転を再開する予定です。これで県内にある関西電力の原発合わせて7基が同時に稼働することになります。

引用元 高浜原発4号機 23日夜に原子炉起動 関西電力の県内原発7基全て稼働へ 蒸気発生器の伝熱管に傷、予定より3週間遅れ

関西電力は、2024年度の原子力発電所の運転計画を発表し、原子力発電の「設備利用率」は、21年ぶりに80%を超える見込みとのこと。

関西電力は、2024年度の原子力発電所の運転計画を発表しました。発電能力に対する実際の発電量の割合を示す「設備利用率」は、21年ぶりに80%を超える見込みです。

関西電力によりますと、2024年度に運転可能な原発の「発電電力量」は、約490億キロワットアワーで、発電能力に対する実際の発電量の割合を示す「設備利用率」は85%になる見込みです。80%を超えるのは、美浜3号機の蒸気噴出事故前の2003年度以来です。

引用元 原発の設備利用率 21年ぶりに8割超の見込み 関西電力の2024年度運転計画 

これではますます他の電力会社圏との料金差が開くことになる。関西以外では差エネ賦課金の値上げに困惑しているようだが、関西では原発再稼働により電気料金の値下げが期待でき、再エネ賦課金の上昇分を相殺できるかもしれない。

ネット上では反原発の方々が反発しているようだが、安価で安定した供給を継続させるなら原発再稼働が最も効果的だ。一般家庭だけでなく、多くの産業も安価で安定した供給を望んでいるはずだ。他の電力会社も関電に続いて欲しい。







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