静岡県知事選、県東部の首長らが大村氏支援を表明。伊豆市長「(鈴木氏は)「川勝県政の継続をイメージしてしまう」
衆院3補選が終わり、次に注目されるのが、川勝平太知事の辞任に伴う静岡県知事選挙だが、自民党の若林洋平参院議員によると、自民推薦の大村慎一氏への支援が広がっているという。
自民党静岡県連が #大村しんいち さんの推薦決定から、更に後援会活動に東奔西走してます。日に日に支援の輪が増す中で、特筆すべきは大村さん支援を明言する市長町長が沢山出てきてる事です!
副知事時代から県職員、自治体からの信頼と期待が絶大なのが大村さんです!!#静岡の誇りを取り戻す pic.twitter.com/P9oyKqJRdx— 若林ようへい (@w_youhei) April 27, 2024
大村氏の支持を表明した伊豆市の菊地豊市長は「「県が分断され、東部はとてもつらい思いをしてきた」と指摘。立憲民主党県連や連合静岡が推薦する元浜松市長の鈴木康友さん(66)は「川勝県政の継続をイメージしてしまう」と説明した」とのこと(参考)。他にも国民民主党県連とふじのくに県民クラブも鈴木氏の支援を表明し、JR東海との因縁が噂される浜松のドンも市長時代に鈴木氏を支えてきた。いずれも川勝知事を支えてきた勢力だ。
同じく大村氏の支持を表明した小山町の込山正秀町長は「県議時代に大村副知事にご指導いただいた。総務省に戻ってからも町内の工業団地の用地買収の起債で大変やっかいになった。個人として大村さんを応援したい」と述べたうえで(参考)、「西高東低が隙間から見える気がするので、東部にも等しく目を向けていただける候補者を支援したい」と述べた(参考)。川勝知事の在任中の県政と「コシヒカリ発言」が影響しているのだろう。
他にも焼津市の中野弘道市長が大村氏の支持を表明している(参考)、
伊豆市と小山町はいずれも県東部で、前浜松市長の鈴木氏が当選すれば、県西部に政策が偏ってしまう可能性があると考えているのだろう。また、鈴木氏を支持している勢力も、川勝陣営そのまんまなので、一層警戒しているのかもしれない。