衆院東京15区補選で問題視された「選挙妨害」について、根本氏「合法だ」「都知事選もやる」
衆院東京15区補選で問題視された「選挙妨害」だが、「近くで大音量の演説をするなどした行為が選挙の自由妨害を禁じた公選法に抵触するとして、警視庁が諸派新人根本良輔氏や、同候補が所属する政治団体「つばさの党」の黒川敦彦代表ら3人に警告を出していた」とのこと(参考)。
しかし、根本氏は「都知事選もやる」と意気込んでいるという。
28日投開票された衆院東京15区補欠選挙を巡っては、落選した政治団体「つばさの党」の根本良輔幹事長の行為が問題視された。他候補の遊説場所に押しかけ、政策やスキャンダルの〝質問〟を繰り返し、答えない場合は大声で罵倒するためだ。根本氏は産経新聞の取材に「どこで街宣しても合法だ」と行為を正当化し、「われわれの質問に答えられない人に資格はない」と持論を語っていた。主なやり取りは以下の通り
《選挙戦最終日の27日午後。都内の駅前には数十人の支援者らが根本氏の登場を待っていた。「小池はうそつきでヘイヘイヘイ」─小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑について大音量ではやし立てる選挙カーが現れ、タスキをかけた根本氏が降りてきた。演説を終えた根本氏に「選挙妨害」の理由などを尋ねた》
──選挙戦の手応えは
「当選するかしないかに関しては絶対しないと思う。ただ、みんなに政治に参加してもらい、事実を知ってもらうという目的は達成できたかと思う」
──東京都知事選出馬も表明した
「当選しないと思うが、問題提起という意味で、やる意味はある」
以下ソースで
他の候補からすると迷惑でしかない。「逮捕できないのか」「逮捕すべき」といった声があがる中、都知事選でも妨害行為をするようだ。
根本氏は、選挙妨害を流行らせビジネスにしたいと述べていた。
つばさの党の根本りょうすけ候補は妨害落選運動を流行らせてビジネスにしようと思っているとの事。
スモークを張った車で音を流していれば身バレもしないと説明。
各地の立候補者がつばさの妨害部隊を雇い始めたら世も末…
1人落選させて当選するところもあるので大金が動きそうな予感がする… pic.twitter.com/bwvaAAcKDe
— 片岡まさし (@kataokamasashi) April 22, 2024
どのようなビジネスを考えているのだろうか?総会屋のようなことをするつもりなのか?それとも、「対立する候補を妨害して欲しい」といった依頼を受けるつもりなのか?それも他にお金を得る方法を考えているのか?いずれにせよとんでもない発言だ。民主主義の根源でもある選挙を、お金儲けのために荒そうとしている。
ネットの反応
立候補者自らする演説と、質疑応答は違う
政策論争をしたいなら事前に申し入れるべきだろう。あの様な無礼千万なやり方では尚更相手は答える意義を見出だせない。
政治家のやり方が気にくわないから、何をやってもいいわけではない。