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立憲議員らが日刊ゲンダイの偏向記事で政府の外交を批判。小沢議員「国民は苦しみ自民は楽しむ」と、外遊を旅行と思わせるミスリード




立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は4月30日に、「岸田首相含め政務三役31人、渡航費用12.6億円!円安放置し“血税ごっつぁん”外遊三昧のア然」と投稿。

日刊ゲンダイの記事のタイトルをそのまま投稿したようだ。

小沢一郎衆院議員も便乗。さらに「円安物価高で海外など高嶺の花、国内旅行すらままならない。それが今の日本。片やファーストクラス・一流ホテルで贅沢三昧の岸田政権。全部税金。国民は苦しみ自民は楽しむ。鉄槌を」とコメント。

外遊をまるで海外旅行と思わせるミスリードなど、国会議員としてありえない投稿だ。

これらの投稿について、渡辺康平福島県議が「立憲民主党の国会議員は日本の外交を全く考えていないのでしょう。杉尾ひでや参議院議員、小沢一郎(事務所)の投稿があまりにも酷い。民主党政権を振り返ると、首相の外遊先が自民党政権に比べて一気に減りました。つまり諸外国とパイプがなかったのです。その後、安倍政権になり、積極的な首脳外交が増えました。当時の政府専用機の運行回数は自民党政権と民主党政権では断然違います。」と反論。

直近の岸田総理の訪米による日米同盟強化の外交成果もあるが、処理水放出を巡っては、経済産業大臣を筆頭に関係者が各国を説得し、中国以外の各国から理解を得ることが出来た。「渡航費用12.6億円」とあるが、この件だけも12.6億円など吹っ飛ぶ外交成果だ。

個別でいえば日豪間で、2023年10月8日にメルボルンで西村経済産業大臣(当時)がボーエン気候変動・エネルギー大臣と経済対話を行い、「エネルギーの安定供給などに関する日豪間の相互協力について話し合いを行った」(参考)。

他にもフィリピンに対しては「2023 年 11 月 3 日、岸田首相はフィリピンを訪問し、マルコス大統領と首脳会談を行った。会談の席で両国は、円滑化協定(RAA)の交渉開始を決定したほか、政府安全保障能力強化支援(OSA)を通じたフィリピン国軍の能力構築支援でも合意した。」(参考)。

他にも欧州、東南アジア諸国、アフリカ諸国など、渡辺県議が述べるように各国との関係強化のために政府は飛び回っている。中には褒められる内容ではない外交もあるだろうが、国益に繋げるべく、外交は行われる。

外交について立憲民主党に議員にとやかく言われたくない。実際に、民主党政権では日米の信頼関係を大きく損ない、日米同盟を危うくさせたほか、中国などの周辺国とのトラブルも多発するなど、民主党政権での外交は大失敗が目立った。上記の投稿を見る限り、立憲民主党の議員らは外交の重要性を民主党政権の失敗から学んでいないらしい。

「渡航費用12.6億円」と目先の金額を取り上げて非難しているが、「損して得取れ」という言葉を知らないのだろうか。日刊ゲンダイの偏向記事を利用し、外交を疎かに考える投稿をする議員が所属する政党など、とてもではないが政権など任せられない。







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